食べもの通信社 食べもの通信 家庭栄養研究会 
本文へ移動

読者の声 2023年6月号

2023-07-04
●今月号で野菜料理研究家のカノウユミコさんが紹介した「タマネギの香味みそいため」。タマネギでもできました。さっそく作ってみます。おいしいかな? 戦争はやめて!! ウクライナのニュースを見るたびに、しんどく悲しくなります。子どもたちを犠牲にしないで!!(女性 広島県三次市 72歳 保健師)

●『食べもの通信』の連載で、小谷村栂池高原を知りました。GWに「塩の道まつり」があるとのことで、母と二人で歩きに行ってきました。青空に映える北アルプスの雪景色と、新緑の鮮やかな緑は、想像以上の大パノラマでした。時折、山から冷たい風が吹いてきて、川のせせらぎや鳥のさえずりなど、澄んだきれいな音が響いていました。草花の香りを感じながら木漏れ日のなかを一歩いっぽ。急坂を登ったり下ったり、地面を踏みしめて歩くと土の匂いも心地よく、豊かな自然を満喫することができました。宿泊はプチホテルシャンツェへ! 地元の食材を生かしたお料理は、木曽漆器のお皿に盛られていました。木をくりぬいた手づくりのお皿は、手にとったときの質感が気持ちよく、ふわっとした軽さで、木の温もりを感じます。ご夫婦ふたりで切り盛りしているため、オーナーが、奥さまが配膳しやすいようにと気遣い、形やサイズにもこだわって、薄くて軽い木曽漆器を取り入れたそうです。栂池も今年は季節が2、3週間早いとのことで、運よく山菜のフルコースをいただくことができました。温暖化の影響でしょうか。そうなら喜んでばかりはいられないとも感じました。新井登志子さんによると、通信連載の「北アルプス栂池から」の話題は、まだまだたくさんあるそうです。これからも楽しみにしています。(女性 埼玉県所沢市 24歳 会社員)
 
●輸入食品は増え、外来生物は増え、パンデミックまで起きたというのに、検疫機関や保健所の人員と予算を減らす。そのいっぽうで、「国民を守る」という大義名分を使って軍備増強する。こんなものは他国との軍事的緊張を高めるだけです。日本の政治にも行政にも、倫理はありませんね。トラブルだらけのマイナンバーカード。これによって個人のプライバシーは裸にされてきています。詐欺や強盗をしようと考えている人たちは、喜んでいるのではないでしょうか。マイナンバーカードを推進している政治家や官僚のみなさん、ぼくはこんなものは頑なに拒絶します。(男性 千葉市 36歳 会社員)
 
●保守政権が続くなか、国民が主人公の政治からどんどん遠のいているのを実感しています。本人が希望していないのに健康保険証や運転免許証を取り上げるなど、任意のはずのものが一転して強制になりそうです。西欧では国や権力者の透明性が高いいっぽうで、個人のプライバシーは徹底的に守られていると聞きます。日本は真逆で、国民の個人情報は国が盗み見ることができます。そして被害があっても個人責任になっています。農家の手作り漬物を守ることは、国の責任ではない。それをひとくくりにして規制を強めてどうしようというのでしょうか。守ってほしい食の安全には手を尽くすことをしないで、余計な規制を作って、伝統的な和食の一角を破壊して、国民のためだと言い切る浅ましさ。輸入品の安全性などまったく気にしないでザル状態、輸入食品はやりたい放題というのは許せません。食の安全を放棄して、国民の命や健康をどうやって守るというのでしょうか。私たちが蚊帳の外に置かれている間に、怪しい施策が進む。(男性 横浜市 不明 フリーランス)
 
●日本は自給率向上をめざさない。根本的に問題があると思う。農業国日本だったのに、どこかの国からの輸入がストップしたら、日々の食が滞ってしまう。長い目で考える施策を、政治家の人たちは真剣に取り組んでほしいと思う。遠距離介護をしているので、介護保険のことがとても気になっています。制度のこと、一人暮らしの人はどこまで家で生活できるか、「終活」「エンディングノート」など、老後のことで気になることがいっぱい。友人同士の会話も、健康、介護のことが中心になっています。(女性 京都市 64歳 年金生活者)
 
●6月号の読者プレゼントで『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(藤井一至著)の紹介記事を読んで、早速、著者が登場した4月号の巻頭インタビューを読み返しました。うちの畑にもミミズはたくさんいます。カブトムシの幼虫もいます。畑の土作りに役立っているこれらの小さな虫たちを大事にしながら、野菜作りをしています。ミミズやカブトムシの幼虫。キノコのことも、もっと知りたいです。藤井さんのことも、土のことも、この本を読んで知りたいです。手作りのドレッシング、ジャムにはまっています。一番作るのは、塩こうじ大さじ3、レモン汁1個分、砂糖小さじ2をボウルに入れて混ぜるだけという簡単なもの。でも野菜にかけると、とってもおいしいんですよ。塩分を気にかけて、少しだけ使っています。(女性 愛媛県久万高原町 58歳)
 
●読むところが多くて、そのくせほかにも読みたい本があるので、なかなか全記事は読めません。それでも、菊池新医師のアトピーの連載や、水野玲子さんの暮らしのなかにある有害物質の連載は、真っ先に読んでいます。ぜひ、『食べもの通信』を存続してほしいです。安くて、調理の手間暇がかからなくて、量がとれるたんぱく質の豆腐。ふと、大豆ってどうやって作るんだろうと思い、図書館に行って本を見たら、何とまあ手間暇のかかること。農作物はむだにはできないですね。(女性 東京都西東京市 58歳 お掃除)
 
●いつも興味深い内容で、とても役に立ちます。食器を洗う洗剤など、口に入るもの、川に流れるもの、土に流れるものなど、人体、動物、植物への影響について取り上げてほしい。加工食品が多すぎます。食品ロスが増えているのではと思います。(女性 函館市 72歳 主婦)

●いつもタイムリーな話題が取り上げられていて、とても勉強になります。国は国民の命より、多国籍企業、投資会社の方を向いている気がしてなりません。安全・安心な食のこと、多くの人に知らせる役割が、ますます『食べもの通信』に求められています。最近、国際ジャーナリスト・堤未果さんの本『ルポ 食が壊れる』を読みました。知らないうちに、どんどん問題がある食品を食べさせられていることに驚愕しました。映画『杜人(もりびと)』を見て、土、水、空気の大切さを改めて知りました。手の込んだものは作れませんが、畑にあるものを中心に、あまり手をかけずに食事を楽しんでいます。(女性 静岡県西伊豆町 66歳)

●以前、本誌のインタビュー欄に登場した藤原辰史さんの講演を、姫路で聞きました。6月号の「フードテック」の記事に、驚きとそら恐ろしさは感じていたのですが、藤原さんのお話で、食事まで3Dでバーチャルリアリティーを使うなどという未来もあることを知り、食に限らず何事も経済優先の日本、世界に、これではダメだと、ますます強く強く思わされました。最近、テレビで人工肉や昆虫食がよく出るようになりました。これでいいのかとの声が出てこないのも不安です。きょうはとてもうれしい日です。沖縄の現実に怒る私は、ハイビスカスに沖縄への思いを重ねて育てることにして3年目。冬をうまく越えられずに枯れさせていたのに、このひと冬を無事に越せた2つの鉢が5月31日、どちらも同時に3輪咲きました。ビロードのようにつやがある、真っ赤な花です。赤いハイビスカスの花に、沖縄を人ごとにせず基地反対をとの思いを強くしています。、今年ももう一鉢手に入れます。(女性 兵庫県加古川市 74歳)

●3人の子どもがいるので、学校のPTA会員12年目です。当初より子どもの貧困に注目してきましたが、欠かさず出席する授業参観、保護者会、子どもの交友関係を見ても、まったく目につきません。昔は服装や身だしなみで容易に判断可能だったけど、いまは安価な衣料品が出回り、服装や身だしなみではわからなくなっていると聞きます。スーパーでおいしそうなニンニクを見つけたので、初めてしょうゆ漬けとにんにく酒を作りました。今週はらっきょう漬けを作るつもりです。去年は夏バテ予防にらっきょう漬けを毎日食べて、とても助かりました。らっきょうは畑の薬といわれています。いまは新ショウガでジンジャーエールを作って、毎晩楽しんでいます。6月号の「子どもの食事 おかわりちょうだい!」で紹介された梅みそにも、ぜひ挑戦したいと思います。(女性 東京都江戸川区 47歳 会社員)

●今月号は内容にびっくりしたのと、難しいという感想です。特集「食料危機に便乗する『フードテック』ってなあに?」を読んで、怖い世の中になりましたね。軍事費ばかり増えて、民のための予算は減るばかり。食べるものが安全なものにならない。輸入に頼る大手の会社がもうかる。大量生産、本当にこわいです。緊急企画「朝市や道の駅から消える!? 農家の手作り漬物クライシス」は「クライシス」という言葉を初めて聞きました。大好きなお漬物が食べられなくなるHACCP(ハサップ)。この言葉も初めてでした。難しかったけど2回読んで、こんな許可が必要となれば、農家の方は漬物を漬けられません。勝手に許可制度を作って、日本の伝統食である漬物を作っていかれないようにするって、あんまりだと思います。今月号は難しく理解するのが大変でしたが、生きていくうえで大事な内容でした。きょうわかったこと、日本の食料がいま危機になっていることを友だちに話して、食べものを作っている人たちを応援していきたいと思います。(女性 大阪市 79歳 年金生活者)

●今号のフードテックの特集記事には衝撃を受けました。「フードテック」という言葉も知りませんでした。いろいろな分野で、これら危険な食品が開発されつつあることを知ると、どうしたらいいのかと思うばかりですが。壊されてきた農業を再構築し、食料自給率を高める国にしなければならないですね。それにしても、日本の昆虫食企業の数がアメリカに次いで2位とは驚きでした。毎年、青梅の季節は簡単だからと氷砂糖を入れるだけの梅ジュースばかり作っていましたが、今年は梅みそに挑戦しようかと。「子どもの食事 おかわりちょうだい!」のページにあった一文、「おかわりが止まりません」に触発されました。(女性 東京都三鷹市 74歳)

●いつも楽しみに購読しています。『食べもの通信』は息子のお嫁さんへの誕生日プレゼントにもしています。フードテック記事など、安全よりも企業もうけ主義の日本の政治では、人間などの健康が脅かされていきます。大企業と政党がお金で結びつく「企業・団体献金」を廃止させないと健康は守れないと、改めて思いました。連載を執筆中の水野玲子さん、ときどき登場する鈴木宣弘さんの専門的な文面も好きです。学校の統廃合問題、子どもたちの食べるお菓子などに食品添加物が多く使われており、健康がとても気になります。(女性 埼玉県三芳町 70歳 議会議員)

●農家の手作りお漬物がなくなってしまう!? HACCPに基づく食品衛生法の改正が施行されると、日本の伝統食「お漬物」が大変なことになりそうですね。私は直営店で、農家の生産者さんの顔写真入り野菜や加工品を買うのが楽しみなのですが。こんな的外れ規制はやめてほしいです。脱プラ生活をめざして、コップは陶器やアルミ、歯ブラシは柄が木製のもの、洗面器はステンレスと、少しずつそろえています。でも、スーパーにはプラスチック容器に入った食品や野菜、肉、魚ばかり。プラごみの日のかさばるごみ袋にうんざりしています。(女性 大阪府守口市 66歳 介護職)
 
●「フードテック」、TVで代替肉やコオロギ食が宣伝されているので、何かな? と思っていました。今回の特集でいろいろ知ることができ、参考になりました。宣伝が大量にされるときは、必ず大企業がもうけるようになっていますね。戦争になったら、一番に日本人が飢え死にする。食料自給率を上げる政策を実施すべきです。江戸時代は食料自給率100%だったのだから。農家の手作り漬物が消えていくなんておかしいです。最近、ワカメ、キュウリ、ちくわを薄切りにした酢の物が気に入ってます。体が酢をほしがるのでしょうか?(女性 東京都品川区 76歳 年金生活者)
 
1
5
8
3
5
8
食べもの通信社へ行く
TOPへ戻る