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読者の声 2022年12月号

2023-01-07
●こんにゃくに感激。信州の南のほうに住む知人から、大きな(1個3㎏もあった)こんにゃく玉が送られてきました。70歳の老婆3人で何年かぶりにこんにゃく作りに挑みました。何度もレシピを確認しながらやったのに、苦みがあったり、やわらかかったり、形が悪かったり、の仕上がりでした。でも、そこは手作りの良さということで納得。さっそく食べてみると何ともおいしい。うちの山(耕作放棄地)にある田んぼの川で育つわさびをすりおろして付けて食べたら、言い表せないほどのうまさ。大間のまぐろ(私は食べたことがない!!)か、それ以上の味でした。買っては食べられないことに、いっそう満足しました。ふと12月号の連載「ワッハッハ談義」を思い出して読み返すと、こんにゃくがすばらしい食べものだったことを再確認。ますますおいしい、愛おしいこんにゃく。幸せを届けてくれたこんにゃくでした。(女性 長野県佐久市)

●12月号の連載「子どもの食と給食」でオーガニックの給食にすると良いことが起きたとの記事を読みました。私も有機農業めざしてがんばっていますので、本当にそうなのかと、びっくりしました。このごろの値上げで、農業の大切さを実感しています。特集が良かったです。もうすぐお正月です。今年もがんばっておせち料理を作ります。よいお年を。(女性 大分県杵築市 75歳)

●12月号が届いたのは、12月17日です。読んでみますと、とても良い本だと思います。私に合ってる、求めてるものだと思います。趣味程度、節約ぐらいに考えてはじめた菜園ですが、先日、東大大学院・鈴木宣弘教授の「武器は命を奪いますが、食料は命を守ります」という言葉に「エッ!」となり、深いと思いました。12月号の41ページに紹介されていた鈴木宣弘さんの新刊『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』を、明日買うことにしました。今号は全体的によかったです。巻頭インタビューの中江裕司さんの自然愛に共鳴です。食料危機、気候危機、健康問題、戦争方向へ強くなるのか、気になることばかりです。楽しみにしていることは、やはり菜園で野菜づくりです。77歳にもなってやっと賃労から解放されました。時間を自分のものとすることができました。サツマイモ、サトイモ、キクイモ、[1個何倍]です。でも私は1年生です。(女性 大阪市 77歳) 
 
●長い間購読してきましたが、最近は眼が悪くなり、継続をどうしようか迷いました。私の大切な情報源で、いろいろと考えさせていただける本なので、続けることにしました。みなさんで、一生懸命つくられているのが感じられます。がんばってください。(女性 茨城県つくばみらい市 64歳 農業)
 
 ●「ワッハッハ談義」を楽しく読ませていただいてます。いつも感心するばかりです。今号の特集「ネオニコチノイド農薬は腸内フローラの異常を引き起こす」が、ためになりました。(女性 千葉県船橋市 70歳)
 
 ●LGBTQの方の記事を見るたび、人間は生物なんだから人の起源とともにこういうマイノリティはいただろうし、声を上げられるように世の中が変化してきたと理解しようとしてきました。しかし、今号で水野玲子先生の「環境ホルモン流産防止剤『DES』胎児期に浴びた男性の性別違和」を読んで 人工的に作られた添加物や農薬など、利益と進歩をめざした研究が、人間という生物に負荷も与えているとの記事に、同感だなあと思いました。個々の人権を守ることと同時に、化学物質の影響は回避できるようにしてほしいです。(女性 福島県磐梯町 71歳)
 
 ●情報ろうえいが心配のマイナンバー制度は廃止を。国はマイナンバーカードを国民にむりやり持たせるために、2024年秋に健康保険証の廃止をめざすと表明しました。カードの取得は任意です。多くの人は個人情報の漏えいを心配しています。強権的に取得させるいまの自公政治は民主的とはいえません。私は町議会の一般質問で、この問題について質問をしました。パソコンやスマホでの検索で質問を見ることができます。健康保険証の廃止をさせない運動が必要です。(女性 埼玉県三芳町 70歳 町議)
 
●今月の特集、ネオニコチノイド農薬の害は、腸までも及ぶなんて、ますます、無農薬、オーガニック野菜を広めていきたいですね。38ページのオーガニック給食も、すばらしい取り組みだと思います。今秋のドラマで「ファースト・ペンギン」を見ています。漁業に縁のなかったひとりの女性が、お魚ボックスのシステムを立ち上げるというストーリーで、いまの日本の漁業の問題もわかります。このドラマをきっかけに、私も未利用魚の宅配定期便を申しこみました。聞いたことのない名まえの魚をおいしくいただいています!(女性 大阪府守口市 65歳 主婦)
 
●毎回、記事の内容は楽しみにしていますが、表紙の写真は、毎月の旬として絵手紙の画材にさせてもらっています。(男性 長崎市 73歳)
 
●畑の準備に大わらわ。春野菜、畑の準備といっても、畑に落ち葉、スクモ、糠、堆肥などを入れて耕しておきます。スクモはすぐには効きませんが、土が見やすくなり、畑が耕しやすくなります。広島の嫁さんに野菜を送ると「母さんの野菜おいしい。味がいいよ。」と誉めてくれます。私がしてやれることは、これくらいのことか? いまは物価上昇。生活、困ります。(女性 広島県三次市 72歳) 
 
●娘は40代になりますが、子どものころからアトピー性皮膚炎でした。いまは指などに症状が現れますが、ひどくありません。子どものときは食事に気を使っていました。食物繊維の多い野菜をとったり、肉、魚のバランスも考えて作りました。なかなか良くならなかったけど、おとなになってから良くなってきました。「腸内環境の改善」を読んで、なるほどと思いました。12月始めまで早朝に散歩していました。6000歩ぐらい。12月中旬からは日の出が遅くなり、北風が吹いてとても寒くなったので、昼前後ぐらいに散歩することにしました。半年ぐらい続けていますが、ウオーキングをしても体重は減らないことがわかりました。(女性 岐阜県各務原市 74歳)
 
●私たちが社会のなかで生活していくうえで、現代の環境は本当に腸に悪影響を及ぼすものにあふれていますね。子どもを育てるにも苦労が多い時代になりました。お店でお菓子を買えば、白砂糖に人工甘味料。わが子の友だちは携帯電話やゲームを、当たり前のように持っています。子どもたちの未来を脅かすこの存在も普通だと思っている親御さんが大多数ならば、それが世間の当たり前になってしまう。これが社会の恐ろしいところだと思います。大切な子どもたちを、何歳まで守れるかわかりません。自分にできることは何か、自問自答する毎日です。『食べもの通信』を紹介してくれたのは、長年お世話になった農家さんです。何年ぶりかにお会いしたとき、うれしくて涙が出そうになりました。子どもたちが大きくなり、いわゆる学校と家の往復の普通の生活、毎年みかん狩りに行っていたあのころがどれだけ幸せな時間だったか、いまやっとわかった気がします。(女性 浜松市 51歳 主婦)
 
●12月号を読んで、改めて腸の重要性が認識されました。日頃より食事には気を付け、とくに孫の食べものは安全・安心なものをと気をつけています。息子夫婦にも話をしています。野菜中心の食事を心がけ、発酵食品を取り入れています。周りに安全・安心ではないものがあふれているので、本当に困ります。家庭菜園の冬野菜の収穫、大根、ニンジン、カブ、カツオナ、ハクサイ、キャベツ、ミズナ、シュンギク、そしてサトイモ、ジャガイモ、農園の方の指導と援助があって、初めてにもかかわらずたくさんとれました。野菜のおいしさを改めて知りました。(男性 福岡市 65歳) 
 
●『食べもの通信』が届いたのは12月17日です。読んでみますと、とても良い本だと思います。私に合っている、求めているものだと思います。趣味程度、節約ぐらいにと始めた菜園ですが、先日、鈴木宜弘さんの「武器は命を奪いますが、食料は命を守ります」ということばに「エッ!」となり、深いと思いました。12月号「近況」欄に紹介されていた鈴木宣弘さんの新刊を明日、買うことにしました。食料危機、気候危機、健康問題、戦争方向が強くなるのか、気になることばかりです。楽しみにしていることって、やはり菜園での野菜作りです。77歳にもなって、やっと賃労から解放されました。時間を自分のものとすることができました。サツマイモ、サトイモ、キクイモ「一個何倍」です。でも私は1年生です。(女性 大阪市 77歳)
 
●ずっと読んでみたいと思っていましたが、今回、ようやく叶いました。直接取り寄せでなく、書店経由でお願いしてみました。今後、書店にも置かれると良いのですが…。今回はとくに腸内環境を深堀しているところに関心がありました。が、ほかのページもどれも興味深く、「油のとり方」「環境ホルモン」などなど、参考になり、また初めて知ることも多々ありました。映画『土を喰らう十二ヵ月』は見たばかりでした。ずっと以前、若いころ、原作のほうは読んでいて、とても印象深く覚えている本でした。見事な映像化を楽しみました。世の中は「利益追求が第一」となり、究極の戦争への道に舵が切られた様相に息も止まる思いです。日々の暮らし、声明を育む道が閉ざされぬよう、貴誌のような存在はますます貴重ですね。1月号(小泉武夫氏のインタビュー、楽しみです)も書店経由で取り寄せたいと思います。(女性 東京都昭島市 68歳 パート)

●三上亜希子さんの「山里だより」が最終回で、残念でした。近所は住宅街なので、ところどころにある小さな庭が自然を感じる唯一の場所。そんな日々の暮らしで、「山里だより」は自然とともにある暮らしを想像し、いまは亡き祖父母宅(熊本県で専業農家でした)に毎夏、訪れていた子どものころを懐かしく思い出す機会でした。身近に大自然はありませんが、小さな庭で土のにおいをかいだり、近所の庭の木や花で季節を感じたり、ときどきマスクを外して深呼吸して、花の香りにいやされています。炊飯器の内釜の塗装がはがれていたので、、15年ほど使った炊飯器を買い替えました。叔父夫婦が丹精込めて作ったお米は玄米で送ってもらい、炊く直前に毎回精米します。これ以上おいしいご飯は炊けないだろうと思っていたら、最新の炊飯器の性能のおかげで、さらにおいしくなり、毎日幸せな食卓となりました。おいしいお米に感謝していただきます。「ユズを丸ごと使って楽しむ手作り調味料」が良かった。(女性 東京都江戸川区 47最 会社員)

●表紙の写真、毎号楽しみです。知らなかったり、詳しくなかったりの食品も多く登場します。また、この記事を見て買い求めた号もあります。(女性 名古屋市 74歳)

●とてもためになり、友だちも楽しみにしています。私が読んだら貸すことにしています。一昨年、夫が亡くなり、毎日寂しい思いをしています。なるべく人と接して言葉数を多くと思っています。食事はたんぱく質と野菜を、必ず食べるようにしています。市の食料改善推進員になり、5年になります。毎日の生活のなかで、食事は重視していきたいと思っています。(女性 宮城県塩釜市 78歳 元看護士)
 

●藤原辰史・京都大学准教授が『植物考』を発刊されたと、今号の「近況」で読み、藤原辰史さんといえば「食の拾い食いの歴史を探求されている方」と思い込んでいた私は「なんで植物?」と。もともと、単に雑草を見れば名前を知りたくなり、花はどれも楽しいと植物ファンの私は、さっそく本を手に入れました。が…難解! ところどころわかるんだけど。あと2、3回は読むつもりです。「なるほど!」がきっと増えるでしょう。テレビのスポーツ優先の報道には辟易です。サッカーW杯で、NHKは対ドイツ戦前後の報道はひどかった。朝昼夜とトップで伝え、しかも10分、20分……長い長い!! ニュースは日本の政治でスタートしてほしい。救済新法、反撃能力、原発、コロナ大臣などなど、私たちの生活に重要な問題は山ほどあるのに、どこのテレビ局も同一同色! 嫌になります。(女性 兵庫県加古川市 74歳)

●食品添加物が腸内環境にダメージ。「こだわりの味協同組合」の先生から食品添加物の話を聞き、また『食べもの通信』を読んで、再確認しました。その意味もあり、落ち葉、ぬか、もみ殻、堆肥で野菜作りをしています。「畑に悪いこと」をするイノシシ。頭もいいのか柵をしても下に穴を掘り、田んぼに入って悪さをします。まぁ、動物って生きていくために人間より頭はいいね。「おかわりちょうだい!」のクリスマスメニューが良かった。(女性 広島県三次市 72歳 保健師)

●庭で育っているコンニャク芋で、こんにゃく作りをしています。大きくなるまで何年もかかり、小さめの芋も使って作ります。自画自賛ですが、できたてを刺身こんにゃくで食べると、おいしいです。12月の子ども食堂が無事終わりました。コロナになり、3年。お弁当のテイクアウトにしています。たくさんの食材の提供があり、たくさんのお弁当もできました。(女性 高知市 70歳)

●オーガニック給食をきっかけに各家庭で「食の大切さ」を深め、できるところから改善していけたら、日本の子どももおとなも元気になりますね。有機給食はいいことばかり。運動の広がりを伝えるニュースに、明るい気持ちになります。びっくりする体験をしました。コロナ感染のために1週間、外出できない生活でした。3日目あたりから、夕方になると頭が割れるように痛く、とくに右側がひどい。頭から首筋に痛みがあり、ストレッチをしたり、湿布をしましたが改善しません。そして、「はっ」と気がつきました。「電磁波だ」。外に出て家庭菜園の手入れをしたところ、夕方から出ていた頭痛がなくなりました。良かったページ「油の選び方、とり方」。(女性 福島県南相馬市 64歳 歯科衛生士)

●先日から『食べもの通信』を購読しています。本当に役に立つ雑誌ですね~。広告など無駄がなくて、半年分を一気に読みました。自分が金属アレルギーだということがわかりました。指に水泡ができるんです。アレルギー反応だったんですね。プラスチックの添加剤の話、ネオニコの話がとても簡潔に書かれていて、わかりやすかったです。とくにネオニコの話は参考文献まで書かれていたので、自分のブログでも引用しやすいです。生協の活動をしています。ゲノム編集トマトや同ふぐについて受け取り拒否などの提案をしてもまったく話が通じなかったのですが、『食べもの通信』で、いろんな方が問題意識を持って活動されていることを知り、とてもうれしくなりました。小さくても声を上げないと、その思いはないものと判断されてしまいますから、『食べもの通信』でいろんな知識を得ながら、小さな声を上げていきたいと考えています。良かったページは「アトピー性皮膚炎の治療は根本的に 金属アレルギーとの関係」。どのページも興味深かったです。和食器具の本があるんですね。すぐ注文しました!(女性 大阪府堺市)

⑱「山里だより」最終回の「キュウリの紋所」は、山梨移住生活21年でもたくさんの共感がありました。野菜の曲がりや虫食いは大歓迎です。野菜大好き。新型コロナやインフルエンザワクチンなど、体調が悪くなることはやめ、運動と、食事にオーガニック野菜を使うことに気をつけています。添加物の問題も子どものころから身近に感じています。いまは料理を楽しむ毎日です。『食べもの通信』を読むたびに元気になっています。地方にもどこにも大型商業施設ができて、まったく同じ世界。人混みには行きません。生産者ありの大好きな直売所があり、柿100個を購入しました。皮をむくだけの干し柿作り。無添加の干し柿を待っていてくれる友人への、クリスマスプレゼントです。お金では手にできないものです。柿を作ってくれている農家さんにリスペクト、感謝です。ことしは柿がよく実り、美味です。3年前は不作で手に入りませんでした。桐の米びつ、欲しくなりました。若き職人さんにエールを送ります。自然の恵みはすごい。大切にしたい。人間の豊かさは自然なしにはないと思って、毎日暮らしています。(女性 山梨県韮崎市 73歳 地域の美術館の手伝い 年金生活)

●いつも興味のある内容が満載で、届くのを楽しみに待っています。食をとおして日々の食事のあり方や、社会・政治の問題、はたまた世界、地球レベルまで、この一冊で見えてきます。即実践できることは参考にしています。SDGsに1人参加で、ヘチマを植え、ヘチマたわしを作りました。使い慣れずに、手こずっています。食品は添加物のものであふれています。手に取っても、原材料を見て棚に戻す日々です。JAでハムづくり体験があり、参加しました。自然なもののみで漬け込み、桜チップでスモーク。安全も加わり、とてもおいしかったです。腸内フローラの特集が良かった。(女性 静岡県御前崎市 66歳)

●「ネオニコ不使用」は生協の注文書には結構載っています。なるべくその記載を見て注文しています。でも、『食べもの通信』12月号の「ネオニコチノイド系農薬は腸内フローラの異常を引き起こす」のように、詳しく知ったのは初めてです。なんとなくいけないものとは思っていましたが、ここまでとは思いませんでした。「農薬とは?」と、あらためて考えてみる必要があると思いました。一年があっという間に過ぎていきます。今年の一番の事件(?)は、土鍋の炊飯に挑戦したこと。おまけに棚の奥にあった寿司用のおひつを引っ張り出し、炊きたてのご飯をとり、1人悦に入っています。きっと奥方は、あの世で笑っていることと思います。(男性 鳥取県米子市 84歳 無職)

●いつも興味深いトピックスに啓蒙されています。食をとりまく状況は本当に危機的ですね。子どもたちの将来を考えると、暗たんたる気持ちになります。孫が少し発達障害があるかもと思っているので、今号の脳と腸のつながりの特集は、とても参考になりました。「食事で障害を補うことで、少しでも改善される」との一文は、光明を見る思いがしました。(女性 神奈川県座間市)

●80代になって、腸の状態に変異が起きました。便秘が酷くなり、水をたくさん飲んだり、マッサージをしたりしていますが良くならなくて悩んでいます。だから、今月号は参考になりました。もうこの年齢では、以前のようにすっきりとはならないのかなと弱気になっています。お盆とお正月の行事をいままで通り続けるのが体力的に無理になり、子どもと話し合ってピザを配達してもらっていました。2023年の正月は夫が80歳になることもあり、正月らしい正月を迎えようと準備をすることにしました。最後になるかもしれないと思いながら、年末年始の用意を始めました。(女性 福岡県宗像市 80歳)

●今月号はとくに参考になる情報が満載で良かったです。「油の選び方」は月1回の学習会で勉強したのですがいまいちわかりづらく、『食べもの通信』の「読者の質問」欄を読んで、よくわかりました。手作り調味料のレシピで紹介されていた「ポン酢しょうゆ」も手軽ですね。直七をたくさんいただいたので、直七で作ってみました。連載「伝統の技キラリ! 和食器具」の「桐の米びつ」も、父が桐材で菓子箱を作っていたので、懐かしく読みました。私も桐の米びつを使っています。今年初めて、サトイモを収穫しました。レシピ「野菜をおいしく」の揚げサトイモを作ってみようかな。8月に出産した娘に食に関して関心をもってもらいたいので、誕生日プレゼントに6カ月の購読をプレゼントしました。(女性 高知市佐川町 70歳 小学校支援員)

●「腸内フローラは農業や食品添加物で壊れる」はいい特集でした。ある若い方からオーガニック給食を実現してほしいとの要望がありました。今月号の「子どもの食と給食」の中村陽子さんの記事を参考にしたいと思います。今月号のサトイモ料理のレシピ、先週サトイモ堀りをしたので、さっそく揚げサトイモを作ります。(女性 埼玉県所沢市)

●今月号の特集「腸内フローラは農薬や食品添加物で壊れる」はまた一つ、深刻な現状を教えてくれました。まず、知ることから始まるのだが、こんな大事なことを行政の最前線の人たちは知らないのだろうか。しかも、人間の健康にかかわる基礎的な部分での問題なのだから、もっと緊張感をもって、情報を収集してほしい。私たちには先もないので、影響も大きくないが、子どもや若年層は長い期間、この問題にさらされ、その蓄積で重要な結果を負うことになるのだから。腸内フローラのこと、ますます重要性を増している気がする。昔は食あたりがあった程度で、発症するのが年に1回あるかないかだったのに、現代人は赤ちゃんから青少年、そしておとなまで、アトピー性皮膚炎を患う人が珍しくない。そんなおり、腸内フローラのことと関連付けてみると、かなりはっきりしてきている気がする。それが認知機能にまでかかわっているとなると。どのページも良かった。興味がもてなかったページ、なし。(男性 横浜市 フリーランス)

●11月号から貴誌を読んでいますが、とても参考になります。連載「伝統の技キラリ! 和食器具」の「桐の米びつ」をさっそく注文しました。25日に届く予定。楽しみです。中江裕司さんのインタビュー、サトイモ料理が良かった。(女性 東京都八王子市 75歳 元教員)

●映画『土を喰らう十二ヵ月』を見るまえ、中江氏のインタビューを拝読。ますますわくわく。本当に自然が与えてくれる生命を頂戴できる人間、ほかの動物の幸運をしみじみと味わいました。土が私たちを生かしてくれます。感動です。しかし、そのことを忘れ、利益のために必要以上に肥料をやり、農薬を使って本来の大きさ、量、形を自在に生産する。生まれてくるものを製造するものに変えてしまっている。そんなことを感じました。「子どもの発達障害は生まれつき」と考えるのは誤りなのではと、考えさせられました。甘味料一つとっても、腸に影響を与えるなんて。学習障害や多動性障害は何気なく子どもが口にする食品によって起こるとわかれば、甘味物のチェックをおとなが、そしてメーカーが使用禁止にすれば防げるのでは。大問題ですね。「伝統の技キラリ! 和食器具」の桐の米びつ、さっそく注文しました。良いものを紹介していただいてうれしいです、人生100年ですから。(女性 大阪府堺市 71歳)

●今号の中江裕司さんのインタビューを読み、自分の生き方を振り返りました。散歩をしながら日々の変化を感じ、とくに貧しさを感じず、収入の範囲で暮らしています。心にゆとりをもちつつ、毎日を過ごすことの幸せと感じています。(男性 長崎市 73歳 年金)

●毎年100個以上なっていたユズが、今年はたったの7個。この貴重な7個の使い方に思案していたら、貴誌の手作り調味料(37ページ)がとてもいいヒントとなりました。「はちみつ漬け」に決定。さっそく収穫しようと思っています。健康保険証を廃止し、マイナンバーカードで賄うとの大臣発表と、マイナポイント最大2万円もらえるという施策にうさん臭さを感じて、恐怖を抱いています。ヨーロッパ諸国では廃止されたり任意だったりの制度らしいのに、日本ではなぜ? 良かったページ、すべて参考になるものばかりでした。(女性 神戸市 87歳)

●平和か戦争かを政治が二分する分岐にあるなか、ますます「やすらぎ」が遠くなっていき、ひいては体に少しずつあらわれる人も出てきています。未病といわれる状態にしっかりと目を向ける、そんな社会、家庭、地域が望まれているのではないか。更年期障害や軽うつを病む中堅男性があらわれていると聞きます。知人にもいて、いま休業中です。気にかかります。発症の原因、メカニズムが知りたいです。中江裕司さんのインタビューが良かった。興味がもてなかったページ、とくにない。(女性 大阪府枚方市 86歳)

●「岩手釜津田 山里だより」の三上亜希子さんの大ファンでした。今回で最終回、残念です。私は念願の三上さんの絵はがきもいただき、とってもうれしかったです。毎日の山里暮らし、私も小さいころは漁村で育ち、魚をもらったり、干物をあげたりという暮らしをしていました。おとなになってからは、コンクリートのなかで野菜も草花もスーパーでしか見かけない生活です。いつかは田舎へ帰り、三上さんのような暮らしをと願っていましたが、夫が亡くなり、私も病気がちとなり、諦めざるをえません。いつも一番に、「今回はなにかな?」「皆さんとどういう交流をされているのかな?」と楽しみに読んでいました。これからも、ときどきお便りが掲載されることを願います。長い間楽しませていただき、ありがとうございました。(女性 大阪市 79歳 年金生活者)

●『食べもの通信』を読み始めて半年になります。以前、家庭科教諭として、食品添加物やポストハーベストなどについては、多くの資料から生徒に話してきましたが、時代とともに新しい問題が次つぎと加わり、普段、多少害があるとわかっていても使っているものもあります。その問題点を新しいデータで教えてくださるこの本は、私の健康生活になくてはならないものとなりました。私の姉たち、友人にも、また婦人会などでも伝えています。毎号楽しみに待っています。私は退職してから手芸の日々。おもに人形作りですが、毎回テーマをもとに製作し、いままで4回の展示・販売をおこないました。コロナ禍ではできないので、作品は溜まるいっぽうです。売り上げは毎回山形新聞社の「愛の事業団」に寄付しています。また差しあげる喜びを感じたいと思うこのごろです。(女性 山形県遊佐町 75歳 無職)

➂腸の状態がこれほど人間の成長に関わっているとは。想像以上で、驚いています。これまでは便秘や下痢のときに、腸の調子が悪いと思うぐらいでした。今号の特集を読んで、日ごろ食べている食品や野菜が腸内細菌のバランスに大きくかかわっていること、バランスが崩れると脳にも影響があることを知りました。先日、友人と3人で初めてこんにゃくづくりをしました。コンニャクイモ2個で、ずいぶんの量のこんにゃくができたのには驚きました。ちょうど、今月号の連載「ワッハッハ談義」で「こんにゃくで体清めて年迎え」を読んで、こんにゃくのことがよくわかりました。来年はコンニャクイモを畑で作ってみようと思っています。緊急企画が良かった。(女性 岐阜県関市 72歳)

②腸内フローラ、食品の添加物、農薬、今号の特集で、なぜ発達障害が増えているのかわかりました。国を挙げて、緊急に取り組むべき課題だと思いました。待ったなし! 畑の真ん中に梅の木があるのですが、その下に20年前に植えたコンニャクイモが、毎年春に芽を出し、10月には枯れます。ところがことしは11月1日に太い茎が1本芽を出し、1メートルほどに成長したあと、11月下旬の少し寒い日にしおれていました。こんなこと初めてです。温暖化の影響でしょうか。12月号の「ワッハッハ談義」で畑のコンニャクイモを思い出し、掘り出してこんにゃくを作ってみようと思います。「子どもの食事、おかわりちょうだい」が良かった。孫と一緒に作ろうと思います。興味が持てなかったページ、なし。(女性 宮崎県日向市 農家 73歳)

●「合成女性ホルモン剤DESの影響」を読んで、衝撃を受けました。LGBTなど性的少数者への差別や偏見が世界的に問題となっていますが、個々人の問題として考えるのでなく、環境や社会の問題として捉えることが大切だと気づかされました。いつもは春に咲く紫の花が11月に咲いていたり、わが家の庭先にも気候変動の波が押し寄せているのを感じます。「流産防止剤『DES』胎児期に浴びた男性の性別違和」、特集、「山里だより」が良かった。(女性 山形県酒田市 64歳 パート)
 

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