食べもの通信社 食べもの通信 家庭栄養研究会 
本文へ移動

読者の声 2022年9月号

2022-12-14
●毎号の『食べもの通信』で新たな気づきや学びを得ています。私は「香害」の被害者になり、体調不良を起こしました。そのさいも、『食べもの通信』の情報に助けられました。香害について学び進めていくうちに、そもそも合成洗剤を使用することに疑問を強く抱くようになりました。今月号の横山タカ子さんのインタビュー中に「合成洗剤で川が汚れ、川で野菜を洗えなくなった」との発言があり、傷んでいく自然を思い、悲しくなりました。「もったいないをほっとけない」とテレビコマーシャルから流れる音声に、野菜を洗うことができる美しい川を手放すことが、真に人にとってもったいないと思う限りです。多くの人が少しずつ負荷の少ない暮らしを営んでくだされば、実現不可能ではないのにと願っています。「伝統の技キラリ! 和食器具」の網焼きを使ってみたいです。「あたふた育児 ママ奮闘記に共感です。「脱プラの道」は悩む→工夫・試行錯誤→いつかなんとかなる、の連続です。アトピーを科学的に説明してくださる連載が興味深いです。甲状腺がんの裁判に、衝撃を受けました。治療の過酷さに信じがたい気持ちです。無駄な電気を使わない! せめて気をつけたいと思います。(女性 愛知県武豊町)

●たくさんの誌面を割いての笑いの企画を、ありがとうございました。笑いの健康効果の研究がずいぶん進んでいることに、驚きました。腹からの笑いでなくとも、表情を作っても効果があるとはすごい。1人暮らしで、テレビを見ていてつい、1人笑いをしたり、散歩のときなどにかわいい子どもさんのしぐさににっこりさせられたりして、ときにはバツの悪い思いもしますが、日常に、積極的に笑いを取り込む楽しさを味わいたい気持ちになりました。森林浴セラピーが意外に効果が大きいことを再認識しました。しかし、イマドキ。最近、私の家の周囲でも中クラスの新築戸建ての家は草一本生えていないように、コンクリート化されています。昔人間の私などは息が詰まりそうに感じますが…。「今月の旬」「山里だより」「食の安全・安心」「がん治療・再発予防の補完療法」「森林浴」「情報カフェ」が良かった。(女性 大阪府枚方市 86歳 主婦)

●どのページも健康に生きるためのヒントがいっぱいで、とても参考になります。46ページの「カボチャ 皮も種も丸ごと食べて」で種の食べ方も教えていただきたかったです(アブシジン酸の除去も含めて)。以前本誌で紹介された水キムチをずっと作り続けています。おかげでとても体調がよく、姉も作り始めました。「秋ナスをおいしく味わう」「食の安全・安心」が良かった。(女性 茨城県東海村 67歳)

●毎号、毎号、見所が満載で楽しみにしています。9月号の「最近の話題から」欄の「3.11子ども甲状腺がん裁判」の記事、このことは本当にマスコミに特集として取り上げてもらいたいと思いました。そして同時に思い出したのが、以前本誌に載っていた記事で、原発に代わるエネルギー資源として風力、地熱、その他…。先日、NHKのラジオニュースで、日本で実際に地熱発電をしているスーパーの店長さんが話題になっていました。危険極まりない原発は廃止して、日本にある大きな資源、地熱発電(日本では0.3%しか利用されていないとのこと)を国はなぜ開発しないのか。不思議で仕方ない。(女性 宮崎県日向市 73歳 農業)

●首相が次つぎに新しいことを提唱しているが、私たちのやってほしいことにはまったく聞く耳をもたない。病床を減らしたり、保健行政の縮小を進めたり、食料自給率を下げ、マイナンバーでの暴走、輸入食品のチェック体制や食品表示の後退。最後は軍拡競争や核兵器への取り組みも。さまざまな失政の元凶に目をつむり、弔意の強要まで出てきた。安全な食生活など金儲けの邪魔になるとばかりの態度。赤ちゃんには暗黒の時代だ。植木鉢で育てたサトイモに、次つぎと花が咲きだした。野菜はうまく育てられず八百屋で買ったほうが安いという情けない状態だが、サトイモの花が次つぎに咲いて、楽しむことができた。昔からこんにゃくを育てているが、いまだに花は咲かない。その代わりクワズイモは毎年、花を咲かせることができている。そういえば、春に来て産卵をしていったヒキガエルが、来春への下見に来ていた。(男性 横浜市 フリーランス)

●突然生じた人間関係で、落ち込んだときがありました。「そうだ、無理にでも笑顔を作ってみよう」と鏡をのぞき込み、「私! ガンバレ(にこっ)」と毎日やっていました。そして、そんな時期でも子ども館などでの「おはなし会」で赤ちゃんと向かい合っていると、自然と笑みがこぼれてくるのです。「笑い」特集でそんなことを思い出し、毎日いっぱい笑って暮らそうと思いました。これを書きながら、いま、私、笑っています。連載「がん治療・再発予防の補完療法」が良かった。夫が何種類もの薬を服用しているので、初回からずっと読ませています。これをきっかけに全ページを読んでくれたらいいなと、じわじわと。(女性 埼玉県川口市 73歳)

●3人の子育て真っ最中の娘(41歳)から電話が入った。新居に引っ越したので、お祝いにみんなが集まった。コストコで食料を買ってパーティーをしたら、子どもたちがおなかの調子を崩したという。平時は野菜中心、みそ汁、油脂も気を付けているので、体が受けつけなかったらしい。「手作りする意義があるね」と日常の食生活の大切さを再認識しました。特集「笑って病、遥かなり」が良かった(女性 愛知県稲沢市 74歳)

●9月号の「秋ナスをおいしく味わう」のページが参考になりました。農家の叔母から玄米とともにとりたての長ナスをたくさん送ってもらい、夕食の献立はナス三昧でした。先週、大腸がん検査で大腸ポリープが見つかり、切除しました。ナスは薬膳では大腸の出血予防効果があるとされています。幸いとばかりにますますナス料理が増えました。そのおかげか、手術から1週間の出血リスク期間を無事に終えました。コロナ禍になり、はや3年。放置状態だった庭を毎日手入れし、プランターで野菜づくりにも挑戦。庭の日当たりを初めて知り、試行錯誤、貴誌で紹介された『初めてのプランター菜園』(通信社発行)ももちろん参考に、最終的には野菜がうまく育たないのは日当たりが原因だとわかり、今後は一番日当たりが良い2階のベランダで、少しだけハーブを楽しむ程度にしようかな。今夏3年ぶりの家族旅行で草原にたくましく育つハーブ類を見て、うらやましい限りでした。「今月の旬」「おうちでできる手当」「和食器具」が良かった。(女性 東京都江戸川区 46歳 会社員)

●福島の原発事故以後の子どもたちが犠牲になっている。甲状腺がんの実態があまりマスメディアにも取り上げられていないことに、心が痛みます。胸椎1本、圧迫骨折してから丸3年になります。骨量を増やすためにプラスになることを心掛けて、近々測定検査を受けます。数値が上がっていることを楽しみにしています。(女性 兵庫県丹波市 75歳)

●「読者の広場」をいつも楽しみに読んでいます。ときどき自分の読み落とした記事のことを書いている方がいて、再度貴誌を開いて読み直し、勉強させてもらっています。(女性 北海道釧路市 70歳)

●「伝統の技キラリ! 和食器具」の焼き網、興味をもって読みました。魚、万願寺トウガラシを毎日グリルで焼いているので、一度個の焼き網で焼いたものを食べてみたいなぁと思います。モロヘイヤの効能を知り、夏の間、モロヘイヤ、オクラ、ナス、大葉のネバネバをご飯にかけて食べました。孫たちにも「楊貴妃が好んで食べたよ」と話しましたが食べず、私一人が食べました。(女性 高知市 70歳)

●特集「笑って病、遥かなり」。こちらが笑って、しかめつらする相手はいないと思います。笑顔がしんどい社会。何もかも値上げ、とくに食料品。孫たちのことを思い、つい年金が崩れます。孫たちの笑顔はすばらしいし、うれしい。9月に入り、雨のため、コシヒカリの稲刈りが中止に。あと2日で済むのに…悔しいですが、天気には勝てません。残念無念。(女性 広島県三次市 71歳 保健師)

●矢山利彦・Y.H.C.矢山クリニック理事長の連載の「ナゼ、ナゼ」「ナルホド」「ドウスル」がいまの私にピッタリ。歯のお掃除と白内障予防の目薬のために通院する以外は医者いらずの自称「元気がとりえおばさん」が、なんと変形性膝関節症と診断された。左ひざの故障に悩み、通院を繰り返す事態になりました。「ナゼ」は老化で筋肉が衰えて、軟骨が減っている、「ナルホド」は軟骨は再生できないから治らない。「ドウスル」は筋力が衰えない程度のウオーキングなどの普通の生活と体重を減らす。「ドウスル」は山ほどあるということで、ただいま「ドウスル」に挑戦中。大好きな山登りができない! ショックに陥っています。柑橘類の花実もと、その香りが大好きで、キンカンとシシユズを植えています。毎年3回に分けて咲くのです。3回目が8月の終わりから9月にかけて、良い香りをさせてくれています。1回目は7月の中旬ごろで、そのころ咲いたものはもう青い実が親指のサイズになっています。2回目は8月に入ってすぐの頃。香りの楽しみが3回もあってうれしいのですが、収穫がたいへん。でもこれはぜいたくな悩み。毎年、山ほど実をつけてくれます。(女性 兵庫県加古川市 74歳)

●今号の「大学を辞めたくなかった 20代女性が法廷で訴え」を読み、福島原発事故後、甲状腺がんを発症し、いまも治療されている方の実情を初めて知りました。まさかと思いましたが、この裁判を起こさなければ、甲状腺がん患者に対する補償が実現しないとは!? 高い放射線量を知らずに汚染地域を歩かされたことは、国の責任ではないのですか!? 怒りが込み上げます。裁判の行方を見守りたいです。この女性に幸あれと祈ります。趣味でベランダ菜園やシェア畑で有機野菜を作っています。そもそも、娘が線維筋痛症という全身の慢性疼痛に悩む日々のなか、血糖値を安定させる食事を心掛けることが病気の改善につながることを主治医から教わり、食事に気を付けるようになりました。人は食べたものからできているという当たり前の大切なことに、気づかされました。『食べもの通信』の内容もとても勉強になります。(女性 川崎市 58歳 主婦)

●「笑いヨガ」を、女性サークルの6人で実践したところ、みなさんニコニコ顔になり、足取り軽く帰ることができました。マスクをして、感覚を空け、離れたところで「イエーイ」を連発しました。弟(62歳)が腎臓がんから頸椎に転移し、余命2年と宣告されました。手術はできないとのことで、抗がん剤投与となりましたが、副反応のリスクが大きく、不安と主治医から言われて、抗がん剤は拒否しているところです。がんがすめない体になるように『がん再発予防の食事と生活術』『小麦で起きる現代病』『牛乳のここが知りたい』(いずれも食べもの通信社発行)などをお見舞いにしました。がん患者と暮らすことを改めて感じているところです。(女性 福島県南相馬市 64才 歯科衛生士)
 
●今号の表紙のナツメを見て懐かしく、お便りしました。実家のある高山はナツメを甘く煮て食べる習慣があります。大学進学と同時に岐阜に出てきて50年。こちらでは食べる習慣がないらしく、近所の家の庭に植えてあり、そのままにしてあるのがとても残念に思っていましたが、とうとう切られてしまいました。コロナ前に行った中国で買ってきたナツメを時折、一つずつ食べています。かなり古いと思いますが、お腹は壊さないので、良いことにしましょう。ことし3月まで生活介護事業所で、15人分程度の昼食作りをしていました。たくさん作るくせがついていて、家の食事も多く作りすぎてしまいます。作ることが好きなので品数も多くなり、連れ合いに「作りすぎ。品数減らしたら」と言われていますが、なかなか抜け出せません。(女性 岐阜市 69歳)

●横山タカ子さんのインタビューが良かった。とくに「子どもにおもねる食事は作らないでほしいと思います。『うちのごはんはこれよ。あら、食べないの? お気の毒』ぐらいでいい」との発言がとくに共感しました。3.11子ども甲状腺がん裁判での20代女性の法廷での訴えに息が詰まり、ぼう然としました。心ない言葉、入院での人間扱いとは思えないような治療。こんなことがあるなんて、なんという国だ。傍観者であってはいけない。体が悪くなり、思うように動けない私でも、できることがあるはずです。それを見つけて、少しでもお役に立てれば。それは私のためでもあるはずだと考えます。(女性 兵庫県伊丹市 86歳)

●食事情はいつの時代も私たち市民の関心どころです。テレビや新聞、雑誌もできるだけ目にし、疑問視します。そして、じっくり考え、『食べもの通信』を読んで、納得した新しい考え方を受け入れる日々になりました。情報を上手に受け入れ、患者さんと話すなど、楽しく仕事をさせてもらっています。この年で初孫を授けていただきました。未熟児で小さく生まれましたが、離乳食もうまく進んで、大きく育っています。自分の育児を振り返って、離乳食の進め方でなぜあんなにつまづいていたのだろうかと思うくらい、順調です。(女性 大阪府高石市 73歳 管理栄養士)

●横山タカ子さんの季節とともに暮らす生き方、すてきです。周りの風潮にのせられないで、マイペースで伸びのび生きる姿勢、あやかりたい。(男性 長崎市 73歳)

●歯を食いしばって、口を結んで生活してきた自分。おまけに、コロナ禍でのマスク生活。口角が下がり、表情が険しくなり、老いの道を早々とたどっている自分。笑うことを心掛けることを提唱してくださった今号の特集を、口角を上げて拝読しました。特集「笑って病、遥かなり」が良かったです。(女性 岩手県北上市)

●早朝に、一気に読んでいます。いつも読みやすく、実践できることが整理されていて、役立つことばかり。元気になります。歩くこと、森、自然の効果、バラの花一つでも、猫の額のテラスの植物園でも、精神に有効なのですね。笑うことは年金者組合の集いで、いつもやっています。今号の特集は笑いを化学的に捉えていて、されに役に立ちます。コロナ感染、ワクチンは打っていませんが、陰性でした。夫を亡くし、家族のことなどでうつになり、どう気力をとり戻すかを考える8年間、食べること、睡眠、体を動かし、『食べもの通信』の役立つ記事を実践しています。お金はないですが、ひざ痛が治り、よい山仲間と出会い、おいしいものを食べ、気力ある毎日を過ごしています。(女性 山梨県韮崎市 73歳 年金暮らし)

●原材料表示の「国内製造」の意味がよくわかりました。「国内製造」と「国産」はどう違うの? と思っていました。国内で製粉したということで、産地ではないのですね。ごまかしです。みんなに知らせたいと思いました。特集「笑いで病、遥かなり」で、65歳以上で笑わない人は3年後に要介護になる比率が2倍、そして5年後に亡くなるリスクが約2倍高いと。やっぱり笑いましょう。今月は『食べもの通信』がひっぱりだこです。「ゲノム編集食品」は2021年3月号と11月号に、代用肉は21年1月号に記事があり、読み返しました。そして、旅行先を見つけるのは連載「とっておきの温泉宿」で。いつも役立つ記事をありがとうございます。(女性 大阪府堺市 70歳)

●「笑いすぎてお腹が痛い」ってよく言いましたが、笑うとお腹の筋肉を使っていたんですね。なるほど~。笑うと心も体も気持ちよくなりますね。大事! 用務の仕事をしていますが、暑さのなかでマスクをつけているのもあり、「あー、しんどい」と思うことがあります。そんなとき、声を出して歌うようにしています。息が長くなり、気持ちも楽になります。これも腹式呼吸で、そして気分転換になっているのかな。特集「笑って病、遥かなり」と連載「食のかけ橋」が良かったです。(女性 京都市 65歳 保育・用務)

●笑うだけで健康になれるのはうれしいですね。びっくりしたのはヘモグロビンA1cが改善することです。データで示されており、これは使える! と思いました。さっそくあの人にもあの人にも教えてあげようと、数枚コピーしました。赤ジソがたくさんとれて、夫が孫たちのためにゆかりを作っていました。材料の葉をたくさん使っても、できあがるゆかりはほんの少し。大事に袋に入れて、孫たちに送ってやります。毎年待っている孫たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。(女性 宮城県気仙沼市 68歳 元看護士)
1
5
8
4
3
8
食べもの通信社へ行く
TOPへ戻る