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読者の声 2022年7月号

2022-08-01
●今号の「食のかけ橋」で「琵琶湖のすばらしさを残したい」を読んで、「まだこんな人がいる」と驚いています。中途半端な干拓事業でつぶされてしまった中海(鳥取・島根の県境、宍道湖とつながる)は、景観(とくに米子城山)とともに「中海七珍」が失われました。小学生のころは、ワタリガニはハゼ釣りの邪魔だと踏みつぶし…。でも、いまは何もありません。ハゼは少しは釣れるところがあり、赤貝は養殖を細々と続けられ、あとは目から火の出る値段で食べられる。ぜひ、いまの琵琶湖を守り続け、跡継ぎの育成をがんばってください。(男性 鳥取県米子市 83歳)

●「日本の食料の輸入依存の実態」の大豆を見て驚きました。国産5%ということですが、豆腐も豆乳も店頭では国産と書いています。1つの商品に数%の国内産の大豆が入っていれば、「国産」と明記できるのでしょうか。「夏こそ冷えない体づくりで年中快適」を読んで、夫とケンカしたことを思い出しました。私は夏でも湯船にしっかり浸かり、汗を出して自律神経を整えたいのに、夫は夏はシャワーで良い、水道代がもったいないと言い張ります。(女性 高知市 67歳 主婦)

●7月の旬で国内産のラズベリーは1%未満と書いてあり、驚きました。ほとんどが輸入の冷凍物なのかと…。友人の畑は無農薬で、ブラックベリーがたわわに実っています。私も草刈りを手伝い、ブラックベリージャムにして楽しませてもらっています。食物の自給率の低さに、不安でいっぱいです。家庭で子育てをされているお母さん・お父さんと赤ちゃんのための離乳食講習会に、仲間と取り組んでいます。3種類の野菜をやわらかく煮ただけの野菜スープを、赤ちゃんと一緒にご両親にも試食してもらいます。ニンジンの甘さに「こんなに甘いにんじん初めてです!」と感動の声をあげてくれます。やりがいがあります。(女性 京都市 64歳 調理師)

●ロシアのウクライナ侵攻は、本当に残念なことです。しかし、それで小麦が値上がりしたのなら、これを機会にみんながお米を食べるようになれば、少しでも病気が減るような気がします。いまは一日、まったくお米を食べない人も増えて、お米が売れずに米農家が大変なことになっています。国土保全や健康を考えると、もっとお米を食べる人が増えるといいのにと思います。私の勤める診療所の患者さんには、朝食をパンからご飯にした人は、糖尿病も高脂血症も花粉症も、すっかり治った人がたくさんいます。先日も「朝食のパンをやめてご飯にするように指導した患者さんが1カ月半後に来院し、「ズボンが4LサイズからLサイズになった」と喜んでいました。高かったコレステロールも正常値になっていました。(女性 和歌山県東牟婁郡 67歳 薬剤師)

●宮城県塩釜市の食生活改善委員をしています。食生活に非常に興味があり、『食べもの通信』は毎日の食生活に生かしています。一昨年の10月から一人暮らしです。一人だと栄養を考えないで簡単に済ます危険があるので、なるべく台所に立つようにしています。(女性 宮城県塩釜市 77歳 無職)
 
●私と『食べもの通信』との出合いは、小学校の臨時教員をしていた友人の紹介でした。昭和60(1985)年前後の頃でしょうか。そのころの『食べもの通信』を見返すと、30ページで300円とあります。隔世の感がありますが、内容的にはぜんぜん古びたものではありません。当時問題になっていたことは、いまでも色褪せていません。『食べもの通信』の良いところは、薄い冊子ながら内容は濃く、外出先でもどこでも読めることです。(女性 高知市 67歳 主婦)

●毎号、本当に私は学ばされることの多い雑誌です。読みながら赤線を引いていますが、見直さないと忘れていくことも多いです。本棚に立てると見なくなりそうで、私の机の上には数カ月分の貴誌が置かれています。バナナはほぼ一年中、家にあります。暑くなるとすぐ悪くなるので、冷凍してジュースを作ったり、そのまま食したりします。でも、このところの物価の値上げで98円(税別)のものはなくなり、158円になっています。7月号で「安さの裏の産地の窮状」を知ったので、今後は有機認証のものや、フェアトレーと認証のマークを見て購入します。(女性 大分市 73歳 主婦)

●7月号の特集「夏の冷え対策」について。私は暑さに弱いので、クーラーを強くかけやすく、体が冷えてだるくなります。その対策を教えてくださって、助かりました。体を温める食材を多く使って、この夏を過ごしたいと思います。「おいしいヒント」が良かった。(女性 東京都あきる野市 74歳)

●コロナ禍、ウクライナ紛争などにより、食料品が次つぎ高くなり、生活を圧迫しています。食料自給率37%の日本はだいじょうぶでしょうか。米作りでは生活ができないと、次つぎ田んぼが荒れています。昔は麦も作り、二毛作をたくさんしていました。米を家畜の飼料米にする方法ももっと真剣に取り組んでほしいです。米大好きな私は三食+おやつにおにぎりもOKなんですが。夏野菜がどんどん収穫のときを迎えています。キュウリ、ナス、トマト、エダマメ、ゴーヤ、トウモロコシ…。昨日はことし初めて、ゴーヤチャンプルを作りました。エダマメも冷凍ものでは味わえないおいしさがあります。やはり旬の野菜はなによりです。たくさん収穫した野菜の行き先を思案しています。(女性 島根県出雲市 70歳 保育園事務)

●今月号の表紙はわが家にも植えてあるラズベリーでした。残念ながら生育が悪く、小さく形の悪い実がいくつかできるだけでしたが、4歳の息子は喜んで全部食べました。「今月の旬」欄が大好きです。ショートケーキでおなじみのフランボワーズソースがラズベリーだったなんて! ラズベリーの葉がハーブティーになることも初めて知りました。調味方法も詳しく記載され、毎号楽しみにしています。献立の参考にと、ひさびさに6年前の記事も読みました。「7月の旬」ハグラウリ、連載「薬膳元気アップ9」を、当時よりもっと深く読むことができました。ちょうど子どもが便秘なので、「ニラと香菜の包み焼き」と「白キクラゲとイチジクのデザート」の2品を明後日作る予定です。手元に薬膳料理のレシピがあるので、本当に助かります。「7月の旬」が良かった。ハーブ、薬膳、漢方、ヨガ、筋トレ、ダイエットを取り上げてほしい。(女性 東京都江戸川区 46歳 会社員)

●レシピなど実用記事は、本当にありがたいです。今後も食料の安全保障などと選挙のなかでいわれ始めましたが、新型コロナとロシア侵攻のなかで、私たちの日常の食料の外国依存の危うい実態が現れました。放棄してきた日本の国内生産について、消費者も真剣に考えねばと思います。通院のさいの検査は採血や心電図ですが、そのデータの変化や薬の追加など簡単な説明に「そうですか」で済ませています。今月号の記事で、薬の飲み過ぎが逆に体調を悪化させる例が紹介されており、後期高齢医者の通常診察に少し疑問がわいてきた。真剣な対応、差別のない治療を願うばかりです。特集「現実になった食料危機」が良かったです。(女性 大阪府枚方市 86歳 主婦)

●毎号楽しみな『食べもの通信』です。今号は連載「ワッハッハ談義」の「ぬか漬けは健康の守り神」が良かったです。思い出して、またぬか漬けを作ります。もうすぐ7月です。街にウクライナの旗が100m置きに4本あります。ヒマワリが咲き出しました。咲くころにはもう戦争をやめてほしいと思っていたのに。(女性 広島県三次市 71歳 保健師)

●1年中、体が冷え性なので、今号の特集はとても参考になりました。とくに夏の朝、トマトなどサラダで食べていましたので、気をつけたいと思います。「ワッハッハ談義」が良かった。福島の原発事故後、『食べもの通信』を愛読しています。夫が小さな庭で、家庭菜園をしてくれています。毎朝、新鮮なキュウリ、トマト、ナス、冬には大根、菊菜などを食べることができ、幸せを感じています。農薬を使わないことがなによりです。「食」の安全がとても大切と思っています。(女性 大阪府池田市 78歳)

●今号のインタビュー欄に登場した増田明美さんのマラソンや駅伝の解説は、情報量が多くて、いつも楽しんでいます。現役中に挫折も味わったことが、インタビューの答えが、人間味にあふれています。(男性 長崎市 72歳 年金生活)
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