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読者の感想 2020年4月号

2020-05-13
●長男が今春、小学校に入学したので、給食の特集を興味深く読ませていただきました。長男が通う給食の献立表を見ると、栄養素や減塩の話が多く書かれていて、産地や農薬や添加物の事についての記述はありません。まだ1年生には難しいからかもしれませんが、どこでとれた魚を自分たちが食べているかなども、献立表を通じて子どもに知ってほしいと思います。パンの日も多いし、みそ汁の日が少ないです。幼稚園の給食と、どうしてこんなに違うのかと不思議です。声を上げていきたいと思います。外出自粛で週末に外食しなくなりました。レパートリーが少ない私ですが、腕の見せどころです。小麦アレルギーの子がいるので、ビーフンをよく使います。ガソリン代と外食費が減ってプラスな面もありますね。(女性 佐賀県佐賀市 36歳)
 
●今月号の情報カフェ「感染症に負けない体をつくる」はまとまっていてよかった。何枚かコピーして、目に付くところに張ったり、親族に配った。緊急事態宣言中、5月連休明けまでじっくり時間ができたので、1980年代より購入してきた『食べもの通信』を、1日5冊のペースで集中して読んでいます。(女性 神奈川県川崎市 65歳)
 
●はじめて購読します。表紙のイチゴがきれいですね! 元気が出ます。インタビューの押切もえさんに親しみを感じました。「楽しく食べると吸収が良くなる」と、すぐに実行しました。「食は投票」との発言にも考えさせられています。20ページの麻婆豆腐はつくりやすくてたいへんおいしかったです。イラストもおもしろい。楽しく料理するってすてきだなーと。いつまで続くかわからないけど前向きに! 30ページの新連載が良かった。新型コロナで家にいる時間が増えて、さまざまな紙面のジグソーパズルを楽しんでいます。街で見かける鳥(カラス、スズメ、ツバメ)をじーっと観察するのがうれしく、新しい発見があります。鳥、虫たちが安心して過ごせる地球なのか、少し心配です。(女性 愛知県春日井市 48歳)
 
●蓮尾隆子さんの「食の安全・安心」、いつも楽しみに読んでいます。これからますます輸入の食品が増えることが心配です。「感染症に負けない体をつくる」がとてもよかったです。免疫力をつけることが大切だと、みんなに話しています。コピーしてあげたら喜ばれました。(女性 大阪府東大阪市 73歳)
 
●4月号で長野県の種子条例制定の記事を読み、考えさせられました。私が小さかった半世紀前は農家にとって種子はすべて自家製で下。稲のモミは袋に入れ、お風呂が終わったのち、そのままお風呂に入れ、苗木に巻いていました。そのほかの雑穀も野菜もよくできたものを大切に保存し、次の年に植え付けていました。それが種子が大企業の思いのまま、ましてやアメリカ資本に乗っ取られるなど、日本の農業の危機ですね。長野県の取り組みを心から応援したいと思います。孫が学校給食を喜んで食べています。家のものよりおいしいなどと言っています。家では油から野菜など、生協のお世話になっています。孫が外食を続けると体の調子がくるってきて風邪気味になったりします。外での食事に変なものが多いからだと思います。『食べもの通信』の企画と取り上げ方に全面的に賛成します。(女性 川崎市 85歳)
 
●いままで生タケノコのゆで方どおりにやっていましたが、東京新聞だったか、こんな方法が載っていたので試してみたら楽々で、とてもおいしかったです。タケノコは縦に2つ切り、または四つ切(十文字)に切り、大根おろしを少し入れた水でゆでる。湯だったら水に浸けてすぐ料理する。36ページの「感染症に負けない体をつくる」が良かった。野菜スープは孫が2、3歳のころまでよく作っていました。また作り始めようと思います。太極拳の仲間に教えます。(女性 埼玉県川口市)
 
●新聞広告で見て「学校給食」の特集をぜひ読みたいと思い、購入しました。以前から製薬などに関心があり、わが家の4人の子どもたちは学校給食の牛乳は飲まず、お茶にしてもらっています。添加物もたくさん使用されているようで、気になります。日本のどこに住んでいても安心して学校給食を食べさせられるようになってほしいです。韓国がうらやましい!私はいま、甘楽、富岡農食ネットワーク協議会に参加し、有機野菜を地元の方がたや学校給食にもっと増やしていただけるように活動しています。いまジャガイモとタマネギは有機野菜です。なかなか変わらないこの世の中で『食べもの通信』から元気と希望のパワーをもらいました。コロナでふさぐ日々ですが、さまざまな業界の方がたが子どもたちのために活動してくれていることをうれしく思いました。私もあきらめずに頑張っていこうと思います。種子法廃止で条例をつくる県が増えていますが、群馬も作ってほしいです。私も種子法復活のためにできることを考えていきたいです。(女性 群馬県富岡市 44歳 保育士)
 
●先日家族が、洗って使えるマスクを買ってきました。入っていた袋に「顔型密着 ポリウレタン素材」とありました。イソシアネートとの関係をどのように考えたらいいのでしょうか? もう一つ、布マスクが配布されますが、洗い方を見ると衣類用洗剤使用とあります。香料による健康被害が心配です。(女性 札幌市 66歳)
 
●4月号の有機食材の学校給食の特集を興味深く読みました。ネオニコチノイド系農薬の使用量を発達障がい児の増加の表にはびっくりしました。除草剤「グリホサート」がごく普通に使われている日本の現状も顔をしかめます。問題点が指摘されているのにストップがかからないのも妙なことです。そんな中でも有機食材にこだわる学校給食に頭の下がる思いです。新型コロナ騒ぎでこれまで不通と思っていたことができない生活ですが、外食、中食が広がった日常を見直す機会にもなっているのかなと思っています。食材を買ってきて自分で調理してみんなで食べる。昔は当たり前の姿でしたが、現代人は非常に多忙で、そんな普通の生活もできないぐらい走り回っていたのでは。時間がゆっくり流れる生活が人間らしいですよね。これにお金の心配がなくなればいいのですが。(女性 島根県出雲市 68歳 保育園事務)
●4月号で「感染症に負けない体をつくる」を読みました。さっそく実践して、コロナに負けないようにします。コロナでいろんな予定がキャンセルになり、家で部屋の片付けやマスクを作りをしています。押し入れから物を出して捨てるもの、置いておくものと分けていますが、いまのところ部屋中、物だらけに。片付くのはいつ?(女性 高知県長浜市 67歳)
 
●新型コロナウイルスの感染が大問題。それに経済も大変な打撃になる。ちょうど、たいへんなときに4月号を読みました。連載「情報カフェ」で紹介されていることは日ごろからおこなっていますが、大切な人、友人などに知らせています。健康は1日にしてならず。食と農について改めて考えさせられることになりました。みんなでがんばりましょう。新型コロナウイルスが世界的な感染となっている。おそらく体のほうが強ければ感染しにくいのかも。私の明治生まれの祖母のことを思い出しました。祖母は「砂糖は毒」とよく言っていました。おそらく砂糖の害を、知恵として知っていたのでしょう。そして長崎被ばく医師の秋月辰一郎さんの本を思い出しました。秋月医師は砂糖についても祖母と同じことを言っていました。そしてみそ汁を飲むようにと。七合診療所所長の本間真二郎医師はウイルス・ワクチン学の研究をされていました。病気にならない暮らし事典など、とても自然な暮らしをしていてすてきな方ですよ。(女性 岐阜県可児市 62歳 学童指導員)
 
●今号の「農薬は子どもの脳にも影響」を読んで、ショックを受けました。農薬が「もともと戦争が生み出した化学毒物」というのは変な話ですが、納得できました。グリホサート系除草剤はとくに急いで禁止させ、農薬のない世界をつくり出していきたいと強く思います。最近は納豆がマイブームです。麹納豆をせっせと作り、夫婦でパクパク食べています。干し納豆も定期的に作って、お菓子代わりにポリポリ食べています。連載「ワッハッハ談義」「どうなってるの?日本の農業」が良かった。(男性 福岡市 63歳)
 
●いつもお疲れさま。良くできています。毎月新しい記事や情報をそえることはたいへんです。ありがたいですね。最近は毎月読むのがひと仕事になりました。こんなに努力が必要になるとは思ってもみませんでした。36ページの「感染症に負けない体をつくる」など、労作です。種子条例も食物不耐症もリーキーガットも有機野菜の重要性も、農薬の件も本当に良い、必要な記事だと感謝しております。秋の「自然耕」の総会で温泉に行き、何回も入り過ぎた結果、風邪をこじらせて、旧型の肺炎に。1カ月ほど休み快復しましたが、歩行が難儀となり、毎日歩行継続で疲れました。私の生活には家内の力が大きかったと、亡くなってからわかりました。遅すぎましたね。アルカリ性コシヒカリのピロールマイを発芽米で食べると、白米の10~20倍ぐらい栄養価があります。運動選手を取り上げてほしい。(男性 東京都葛飾区 90歳)
 
●さいたま市の母親大会では毎年、分科会「子どもたちに安心安全の食べものを」をおこなっています。今年の分科会の助言者をどなたにしようか悩んでいましたが、『食べもの通信』4月号はとても参考になりました。タイムリーな特集をありがとうございます。新型コロナウイルスの影響で、突然学校がいっせい休校になりました。私が真っ先に心配になったのは、学校給食が食べられなくて困ってしまう子どもたちです。安全・安心で栄養バランスの良い給食は、どの子にとってもかけがえのないものだと思います。その給食を真に安全・安心なものにするためには、おとなががんばらないといけませんね。(女性 さいたま市 65歳 主婦)
 
●自宅の庭でミニトマトとキュウリを栽培しました。ミニトマトの作り方教えて下さいね。八王子市立石川中学に通っていた元中学三年生の女子です。吹奏楽部に所属し、トランペットを吹いていました。トランペットは高音で華やかさがあって、野球でいう4番バッターに相当します。私は去年の春4月に中学三年生となり下級生を引っ張って行かなくてはならないという最上級生としての責任と自覚が芽生えました。吹奏楽部では夏の八王子祭りのパレードや秋の芸能祭への参加、老人ホームでのミニコンサートなど、数多くのすばらしい経験をしました。吹奏楽部によって人間的に精神的に大きく成長することができました。部活は引退してしまい、新型コロナで中学生活はあっけなく終わりましたが、日々、全力投球して青春をエンジョイしたいです。(女性 東京都八王子市 15歳 新大学生)
 
●食って命にかかわりますよね、安全なものを食べたいです。新型コロナウィルスの影響で、デパートの試食やイベントは中止され、残念です。好き嫌いはなく、野菜全般を食べられます。健康食品は必要ありません。行動範囲が狭くなり、引きこもり状態です。無農薬野菜について取り上げてほしいです。(女性 石川県野々市 46歳 パート)
 
●「食物不耐症」の記事が腑に落ちました。食物アレルギーなどについて小児科の医師に話を聞いたおり、自分のジンマシンの症状について質問し、本来のアレルギーとは違う場合もあると言われました。記事中の「体は一人ひとり違う」とのことばに真実があると感じました。子どもさんや子育て中の親に伝えていきたいと思います。(女性 秋田市 68歳 管理栄養士)
 
●編集後記を読んで、病院の統廃合は問題になっていましたが、保健所も12年間に全国で68箇所も減っていたとは。「国民の命と食の安全を守る政治への転換が望まれます」はそのとおりです。2~3年前に植えたブンタンの木にことし初めて実がなりました。おいしいブンタンでした。ふと思い出したのが、ブンタンが表紙だった『食べもの通信』1月号です。橋本紀代子先生の連載「今月の旬」を開き、橋本先生の土佐ブンタンのレシピどおりに皮のマーマレードを作ってみました。苦味も和らいでよい香りのです。紅茶に入れたり、ヨーグルトにのせたりしました。(女性 香川県高松市 62歳 主婦)
 
●農業についてはとても憂慮しています。できるだけ添加物の少ない商品、放し飼いの鶏卵、有機野菜などを日々の買い物で選んで購入しています。物によっては一般的な商品の3倍以上の価格ですが、生産者への応援と考えています。去年『食べもの通信』でも紹介された上野長一さんの無農薬玄米を送っていただいています。同じく『通信』の発芽玄米の方法を参考にして炊いています。読者になって早くも5年目です。頻繁に読み返しています。臨時休校になり一カ月たとうとしています。職場も時差出勤・在宅勤務が新たに導入され、不慣れな環境で負担になっています。そんななかでも子どもたちに勉強を教えたり、一緒に料理をしたりと、普段できない生活を楽しむように心がけています。最近、野草料理に興味があるので、食べられる野草やおすすめ料理を特集してほしいです。わが家ではタンポポ茶飲んでいます。(女性 東京都江戸川区 44歳 会社員)
 
●春になって家庭での菜園づくりも始まる季節になり、種子法の廃止が思い出されます。今年は種苗法というのが改訂されるとか。よくわからないので特集していただけたらと思います。(女性 北海道釧路市 68歳)
 
●日本の制度には無責任なものが多すぎる気がする。たとえば食品の安全性について。欧州では禁止しているものも日本は許可している。しかも、そのことで被害が生じても、当時の知見では問題なかったので責任はないという判決が出たりする。原発についても同様で許可を出した者が責任を問われない。現時点でも問題提起されているのに、それを無視して許可したら責任が発生すると思うがそうなっていない。不条理を感じる。あまりにも不安なことがまん延しているので、楽しみにしていることなどない。五輪開催を目的に新型コロナの検査自体をしにくくして、感染者数や検査用級数などを抑えてきたという話を聞くが、五輪が延期になったら途端に患者数が増加したのをみると、そのうわさが信ぴょう性を帯びてきた。情報隠しが常態の日本ではさもあらん。食べものについての関心は第一ではあるが、新型コロナウイルスについては、それ以上に関心がある。保健所任せでは間に合わないのだから、韓国の実践に学んで最優先で検査を進めてもらいたい。ベッドや呼吸器も。(男性 神奈川県横浜市  フリーランス)
 
●「私もひとこと」のなかで除草剤の危険性をまざまざと知るとの体験が掲載され、貴重な資料と受け止めました。グリホサートの除草剤は100円ショップなどで手軽に買えると聞きます。知識だけでなく実態を(被害状況)を知り得たら、除草剤の使用者も激減すると思います。グリホサートはまさにパン・麺などから直接口に入ってきます。パンが米より家計支出で2倍を超え、いまもっと除草剤が検出されている輸入小麦製のパンの現実を知らせたいと考えます。(女性 大阪府堺市 68歳)
 
●「給食変えよう!キャンペーンを始めました」を読んで考え込みました。私の場合は高齢者が集まるサロンでの食事会。1食650円。「安全な食材を使っているのだろうか」とまず考えます。「添加物が入っている」と言うと、「いつ死んでもいい年齢でそんなこと考えない」と返ってきます。高齢者も安全な食事をと私は考えます。そんなことで4月号の特集は参考になります。新連載の「子どもの体調不良」は心の底から納得しました。「子ども」を「おとなも」と置き換えて読みました。私は乳製品不耐症だったようです。牛乳を飲むと下痢をするので、乳製品はやめました。乳製品以外にもあるかもしれないと、自分の体を気に留めようと改めて思いました。新連載、楽しみにしています。(女性 兵庫県伊丹市 83歳)
 
●電磁波問題は新聞を読んでいてもあまり取りあげられておらず、知人との会話でもほとんど話題になりません。4月号の網代太郎氏の「今春スタート5G 強い電磁波があなたを襲う」を読み、健康への影響が大きなことを知りました。「Wi-Fi」の読み方すら知らない人が多くいるのが現状で、4Gか3Gなども難しいと思っている人が多数だと思います。「便利さ」を追求するがゆえに、「健康に生きる権利」が奪われることのないよう、理解しやすい情報をマスメディアに求めたいと思います。(女性 埼玉県川越市 67歳)
 
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