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読者の感想  2019年5月号

2019-06-14
チェック
●5月号の特集を読んで、植物乳酸菌の健康パワーを改めて見直し、いま乳酸発酵キャベツ作りにはまっています。わが家のぬか漬けは市販のいりぬかを使っていましたが、何か味が足りなく、発酵が弱いと感じていました。そこで、近所にある自然食のカフェで自然栽培米の生ぬかを分けてもらいました。日に日に味が良くなって、いまはいろいろな野菜を漬けて楽しんでいます。腸まで届く植物乳酸菌を大切にしたいです。(女性 埼玉県川口市 70歳)

●孫の野菜嫌いに悩んでいます。彩りどころか、実態が判明できないぐらい工夫しています。1年を通してスポーツジムに通っています。日常的に運動することで筋肉の増加や体重の管理(体組成測定、運動機能測定)など、客観的に判断できます。少々、体調不良のときでも帰りには元気をとり戻しています。多数の人と体を動かすことの大切さを感じています。毎日の食事は塩分を気を付けていますが(測定9グラム以下)食材、量など上手に管理をする方法を知りたいです。(女性 さいたま市 76歳 無職)
 
●5月号もとても勉強になる記事ばかりでした。感熱紙のレシートの9割にビスフェノールA(環境ホルモン)が含まれている。とのことですが、家で使っているFAXも感熱紙です。扱いに注意したほうがよいのでしょうか? 今まで平気で、食卓の上に置いたり、触った手であちこちのものに触れていました。小麦やパスタからグリホサートが検出されたという結果にも驚きました。全粒粉の値が高かったというのもショックでした。(女性 67歳 埼玉県川越市)
 
●レシートが危険なものだったとはびっくりです。アニマルウェルネスが非常に遅れている日本。「食のかけ橋」で紹介された山地酪農の「薫る野牧場」の牛たちはなんて幸せなのでしょう。人権ならぬ牛権、鶏権が大切にされる、そんな牧場が増えることを希望してやみません。近くの生協には、うれしいことに有機野菜が置かれており、愛用しています。虫食いの水菜をみて思わずほほえんでしまいました。売り場の人に「カボチャ、サトイモ…、もっと有機野菜の種類を増やしてくれるとうれしい」と伝えたら、「最近、有機の農家が増えてる」とのこと。うれしく思いました。もしも鶏を国産飼料で飼う、平飼いしている農家があれば、とりあげてほしいです。(女性 70歳 千葉県船橋市)
 
●小麦を使った食材が本当に多いです。今まで気にしなかったけど、お店に行くとびっくりします。それも輸入品がほとんどなんですね。確かに、日本は自給率が40%もないし。今回の種子法廃止で、この先とても不安です。食の問題は安全保障の問題と米元大統領が言ってたことを思い出しました。私たちの未来の食と命。どうなっていくのでしょう? 多くの人に関心をもってほしいです。毎日仕事で子どもたちと話をしたり遊んだりしていますが、子どもって本当に正直です。ときどきどきっとするようなことを言いますが、子どもの正直さ、素直さを見ていてとてもさわやかな気持ちになることがあります。少しうらやましいです。(女性 61歳  岐阜県可児市)

●レシートにビスフェノールAが含まれているとの記事はショックだった。日本ではまったく問題にもなっていない状況だから、不安は高まるばかり。少しは予防することも可能だが、とてもカバーしきれない。プラ容器などガラスにするには重すぎて扱いにくいので困ってしまう。口からの点では工夫できるが、皮膚からの吸収があるというが、手袋して日常仕事をするわけにもいかず、困るなあ。よくなかったページを見つけるのが困難。困難なこともあったが、無事に孫が生まれたというニュースが届き、うれしかった。念願の子どもが無事に生まれてこられなかった前回のこともあって、今回は無事生まれてきたというのは何よりなことで安堵した。お産は病気ではないというのは知っていても、生まれてくるまでは不安なものだから。今回の記事の続きを特集してほしい、記事からでは日常生活で防衛するのは不可能な気持ちになってしまった。種子法の復活をという記事もいろんな場面で取り上げていきたい。(男性 横浜市)
 
●谷口真由美さんのインタビュー記事。世の中にたくさんの格差差別があるのに、現政府でも解決されません。選挙で何とかと思っても、なかなか野党も女性の議員も増えません。社会問題を話す場が増えるといいと思います。そんな情報を楽しみにしています。テレビではヨーグルト、乳酸飲料の宣伝がすさまじい。でも、特集の「いま注目の植物乳酸菌の健康パワー」を読み、身近なものから乳酸菌とっていこうと思いました。伝統食を見直してみます。(女性 77歳 千葉県浦安市)
 
●谷口真由美さんのインタビューは根底に憲法を軸とした多彩な話の内容で、よかったです。政治を身近なものにするための「全日本おばちゃん党」として、政治を井戸端会議の場で自然に話せることに、おっさんたちも政治の話を敬遠しないで、気軽な立ち話ででも世間話に織り交ぜてできるようになりたいものです。テレビのなかの谷口さんは忌憚のない意見を述べられていて、いつも胸がすっきりします。日本人の2人に1人ががんになる時代。この5年ほど胃カメラ、大腸内視鏡PSAを受けています。今年も胃カメラの検査を受けて、結果は健康体でした。ひと安心です。(男性 69歳 長崎県長崎市)
 
●なかなか、本が着いた途端に読むことができません。毎日の新聞(2社)や読みかけの本、定期刊行物の雑誌を読み、家事も。そしてアンチエイジング(?)の体操と散歩も。これらが全部、年齢とともにスピードダウンしています。ということで、ふと気づいたときに手にとって読み出す………という具合です。今月号の特集もとてもおもしいです。久しぶりに会った友だちと5月号の植物性乳酸菌の特集を見て話をして、その2人がこの雑誌が気に入ってくれました。(女性 神戸市 74歳)
 
●5月号の「植物性乳酸菌」の特集はとてもうれしいです。以前から友人から教えてもらい「乳酸キャベツ」を作っています。動物由来の菌との違いがよくわかり、さらに好きになりました。『食べもの通信』を読んでいてよかったと思うことが多いです。「原木しいたけ」は香りがよく味もよいのに、めったに売られていません。ほとんど「菌床」です。違い(栄養価など)がわかればうれしいです。(女性 大阪市 71歳)
 
●5月号の13ページに京都の漬物「すぐき」が紹介されていますが、土産物屋で売っているのものは本物ではありません。ぜひ、本物のすぐきを食べてください。お土産屋さんのものとまったく違うので、驚かれることでしょう。上賀茂の田鶴農園さんのをお取り寄せください。私は子どものころ、左京区岩倉に住んでいました。どんなにきついお姉さんでもすぐきだけは何日か分置いても怒らなかったそうです。あの鶴瓶のような重石で、その都度上げるのはたいへんだったのでしょう。しば漬もお土産屋さんのは本物ではありません。四つの葉で漬ける柴漬け、2つの葉で漬ける双葉漬けがありました。シソとナス、シソとキュウリの双葉漬けが懐かしいです。ぱりぱりでなくべたーっとした感じのものが本物です。薄い塩に、重い重石で乳酸発酵させるのでしょう。(女性 新潟市)
 
●植物乳酸菌の記事は、どれをとっても生活を見直すきっかけになります。長い間、自分で漬物を漬けたことがなかったのですが、今年はぬかで高菜を漬けました。夏になれば夏野菜にドレッシングといった食べ方ですが、漬物も取り入れたいと思います。特別企画の「Drナグモのがんに負けない食事」は関心をもって読ませてもらいました。ョートニング、マーガリンについて記述がありましたが、市販のお菓子に入っています。もっと判断力を高めたいです。妹が3~4年前に多発性骨髄腫になり、抗がん剤投与したのち、昨年、自家性骨髄移植をおこないました。まだがん細胞は残っていて、月に1回抗がん剤を受けています。移植を受けたら完治できると思っていたのに、がん細胞が残っていたことがショックではあったのですが、気を取り直して治療に励んでいます。このがんもやはり食べものからなるものなのか知りたいです。特別企画「Dr.ナグモのがんに負けない食事」で、液体の油に水素を添加して作られるマーガリンやショートニングなどは、トランス脂肪酸が含まれている場合があるとありましたが、よくわからないので、もう少し詳しく説明してほしいです。(女性 京都府福知山市 72歳)
 
●5月号の「感熱紙のレシート9割に環境ホルモン・ビスフェノールA」を読んで、レシートに触れなくなりました。いつもであれば、裏が白いのでメモ書き用に保存していました。ところがすぐに家計簿に数字を映しこんだらゴミ箱に。手袋でもはめようかと不安いっぱいです。とくに、買い物をした手で食材を触ったり食べたりすることは、できなくなりました。日本の厚生労働省はよく知らないのでは。信頼がおけないですね。除草剤の成分グリホサートは、日本では大豆以外に使われていないと記事にはありましたが、ホームセンターなどで売られている殺虫剤は家庭菜園や農家さんなどが使うとき、制限など記載されているのでしょうか。それを守っておられるのでしょうか。たいへん気になります。プラごみ アクリルたわし、化学繊維で作られた衣服は洗濯したときにプラが流れると聞きました。詳しく教えて下さい。(女性 大阪府堺市)

●当院のお客様が読み終えられた貴誌を当院に寄贈して下さり、待合コーナーに置いております。それを目にしたほかのお客様から、「購読するには?」とお問い合わせがありました。「続 どっちを選ぶ? こんなに違う加工食品」は役立つ連載です。5月の連休に、友人に手伝ってもらいながらもバンギングバスケットを5個作ったことがうれしかった。(女性 札幌市 66歳 鍼灸師)
 
●5月号の特別企画「種子法廃止で農と食が危ない!」を興味深く拝見しました。種子法のその後が気になっていましたが、新聞に掲載されることも少なく、今回特別企画で学べてよかったです。4つの提案を実現するのは難しいですが、選挙(7月の)で変えられたらと思いました。昨年10月に足を骨折し、友人・知人の優しさにふれ、食事と運動の大切さを身をもって知ることになりました。まだ痛みがあり、仕事に復帰できずにいますが、今まで参加していた市民運動には時間を作って参加できるようにがんばりたいです。ロコモティブシンドロームや骨折を防ぐ食事のメニューや、ストレッチの方法、更年期女性の食事方法などが知りたいです。(女性 神奈川県鎌倉市 47歳)
 
●NPO「法人こどもとメディア」代表理事・清川輝基氏の報告で「子どもたちの歩行歩数が激減し、5歳児では50年前の3分の1で5000歩」とありました。驚きの数字でした。保育現場にいたころ、先輩保育士が「年分と同じくらいの距離の散歩をさせたい」と話していたのを思い出しました。5歳児なら5㎞。子どもたちは遠くまで散歩に出かけ、自然と触れ合い、園庭ではかけっこ、鬼ごっこと走りまわっていました。スマホに頼らない楽しい生活を、親も子もとり戻したいですね。保育の無償化に伴い、給食費の実費徴収がはじまろうとしています。今はみんなが同じ給食をおいしく食べていますが、給食費が未納になってしまう家庭も出て来ることが予想される現実から、悲しい思いをさせてしまうのでは…と胸がしめつけられます。(女性 島根県出雲市 67歳 保育園事務)
 
●「小規模農業こそ大切」「今世界の動きは持続可能な農業へ急速に舵を切り始めています」「マンションから庭のある家に引っ越しました」など、とても共鳴します。何についてきたかわからないけど、カモミールの芽が2本出てきてぐんぐん大きくなり、花をいっぱい咲かせてくれたので、紅茶に入れて飲んでいます。夫が亡くなり、お棺にお花を入れてあげることのできない貧しい葬儀になりました。かわいそうなので、プランターに花を植えました。5月のいまは仏壇に花を欠かすことありません。ゼラニウム、キンセンカ、コギクは水持ちします。ジャーナリストの青木理さんが3月号のインタビューに登場していたので、3月号から貴誌を買いはじめました。(女性 大阪市 74歳)
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