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読者の感想 2020年7月号

2020-09-21
●毎号ためになる記事を、ありがとうございます。今月号はとくに、体に蓄積する有害アルミニウムが参考になりました。金属アレルギーをもっていますので。パン・菓子類などにも入っているんですね。台所の鍋製品、その他いろいろとても参考になりました。買い替えようと思います。7月号の小川糸さんのインタビューも良かったです。それから三上亜希子さんの「山里だより」も、毎回楽しみにしています。写真を拝見しましたときに、なんとすてきな笑顔な方だと思いました。たぶん義父母の方々も一緒に載っていましたよね。皆さんの優しい笑顔を見ますと、ほのぼのとした暮らしぶりがうかがえました。(女性 栃木県下都賀郡 74歳 不明)
 
●小川糸さんの「経済のブロイラー」の言葉、家族農業を大切にしない日本の農業政策など、しみじみ同感しました。「百姓」という言葉は日本に必要な政策や生き方を表現していると思います。一見効率が悪くても危険分散にもなります。種苗法の特集も含めとても読みごたえのある号でした。
「シリーズ食の安全・安心」「情報カフェ」が良かった。友人・知人と直接会えない日が続き、政治も怒り心頭のニュースばかりで気が滅入ります。そんななか、愛犬(チワワ)のかわいい笑顔、ごはんや散歩をねだる姿に、自然と笑みがこぼれます。散歩に出れば短時間でもリフレッシュもできます。(女性 東京都渋谷区 77歳)

●コロナ禍での毎日のTVからの情報に一喜一憂している方たちから電話をいただき、短時間話すことが以前より増えました。1型糖尿病、高血圧、脂肪肝、2型糖尿病の方達です。栄養指導で数年~20年ほどのお付き合いですが、少し話すだけで互いに元気になります。1型DM、DM性腎症の方のストレスは今まで以上に高まっており、心も体も元気にと強く願う今日此の頃、貴誌の情報をありがたく拝読してお話ししております。貴誌とは長いおつきあいですが、今後もよろしくお願いします。DM性腎症の方は20年努力し続けて透析にならずにがんばっていらっしゃいます。ときどきの仕事で、栄養と軽い体操、脳トレなどを組み合わせております。皆さんの笑顔を拝見することが好き!だから続けられていると思っております。7~20、28、29、30~32ページが良かった。「グリシン」日ごろ気にしていましたので大変ありがたく思いました! 高校生と接するとき、甘い飲みものが多くゴミ箱にあるのを見かけます。また、朝ごはんの代用品でクリームパン、あんぱん等を見かけます。乳製品を取らない生徒もアンケートで把握していますが、骨密度(年に1回受けている)検査時で話をするのですが、3年間で思うように増えない生徒がいます。(女性 埼玉県秩父市 68歳 管理栄養士・健康運動指導士)

●小川糸さんのインタビューはとても心に染み入りました。なぜなら私も生きることに執着を感じておらず、でもそれを言おうものなら「あなたは間違っている」と言われることはわかるので、心に秘めていました。小川さんもそういう心持で死に生を見る感じに「死んだら終わり」という常識にとらわれなくて良い、いつか来る別れの心がまえみたいなものを教わりました。小川糸さんインタビューが良かった。(女性 富山県高岡市 51歳)

●「コロナ禍で拍車!気候変動が招く食料危機」の記事、興味深く読みました。自給率の低い日本は外国から入ってくる食料がなくなったら、あっという間に食料不足になります。だから外国人と仲良くしないとダメ!と、以前聞いたことがあります。外国人の労働力に依存していますが、自国の農業を真剣に考えていかないとたいへんなことになってしまいます。小川糸さんのインタビューと「フレイルを防ごう」欄が良かった。夫が野菜作りに精を出しています。トウモロコシが収穫期を迎えたころ、タヌキに食べられてガッカリ。時期をずらして植えたものは手をつけず、甘くおいしくなったものだけ食べるタヌキの味覚にも驚きました。そのあとあれこれお金を使って防いで、次のトウモロコシは収穫できました。(女性 島根県出雲市 68歳 保育園事務)
 
●毎号楽しみに拝読しています。新型コロナの外出自粛で、夫も息子も夜の付き合いがなくなり、毎日夕飯を自宅で食べるため、夕食の支度も大変になり、買いものの量も多くなって、負担が増えました。不要不急法案の一つの種苗法は、今国会は見送られましたが、姑息な政府ですから油断はできません。引き続き、、反対の声をあげ続けたいです。長男夫婦に赤ちゃんができ、9月誕生の予定です。月1回の検診のあと、超音波写真を見せに寄ってくれます。いままでよりもいっそう、安全・安心な食事を心掛けてほしいと思います。水野玲子先生の「身の回りにあるプラスチック」の記事で、「マイクロカプセル化」について初めて知りました。より詳しく知りたいです。(女性 さいたま市 57歳)

●「読者のひろば」にあった「煮干しのワタとりでブルーのプラごみ発見」は、ちょっとショックでした。プラごみのことは気になっていましたが「出汁」を作るのに煮干しを使っているので、少し恐くなりました。(女性 北海道釧路市 68歳)

●『食べもの通信』の月刊誌は以前から知っておりましたが、いままでなかなか読む時間がとれず、機会がなかったのですが、昨今、食べものについて不審・不快に感じることが多く、日々の食生活のなかで知らないと損と思えることや問題を多々感じるようになりました。単行本『食べものが劣化する日本』は、そんな私の疑問をわかりやすく解説してくれる内容(輸入食品の添加物、農薬汚染、遺伝子組み換え食品の問題etc)が載っており、興味深く、またなんとかしなければ…という思いを強くしております。この本のようにいま私たちが知らなければならない大切な問題を、他の人にも伝えていきながら学んでいきたいと思います。(女性 岐阜県多治見市 72歳)

●なんとなく毎日感じていましたが、この本を読んで引き込まれていくなかで、日ごろの疑問がひとつづつ納得できるものに変化していくことがわかりました。「安いから」「手軽だから」という理由で毎日の買いものをすませてきたことを痛感し、大いに反省しました。表示の欄も参考にしてはいましたが、糖質やカロリーのところを見るぐらいでした。賢い消費者にならないといけないと思いました。私は糖尿病がありますが、「小麦がもたらすリスク」(パンは食パンしか食べませんが、毎日朝食で食べていました)は目からウロコでした。自分の体調には十分気をつけていましたが、食べものにも、これからは選別する目をもって気をつけていきたいと思います。(女性 三重県いなべ市 68歳)

●昔は何も心配しなかったが便利な世の中で生活し、知らず知らずのうちに大変な食生活になり、まさに「危険な食文化」になっていることに気づき、驚いています。この本の中でフィリピンバナナの件や甘味料生活であることを知り、びっくり。油にしても無関心であったが、恐ろしい世の中に生きていると思います。私は子どもたちのスポーツクラブをおこなっていますが、『食べもの通信』で知る情報は伝えて、関心を高めています。何より恐ろしいことは知らずに食べている状況です。身近な問題である甘味料、いまの子どもが自制心の欠如、多動性障害者が多いことに、親も社会もあまりにも無関心すぎるようです。微量だからいいだろうと思っているうちに、わが子がそのなかにいたりすることに気づいていないような気がします。これが恐ろしいことです。自由主義社会が、国民を不幸にしているように思う。早く安心な社会にしたいものです。食べもの通信社にいっそうがんばってほしい。(男性 長崎県五島市 83歳)
 
●グリシンはグリホサートの原料でもあるのですか? 初めて知りました。「コンビニのおにぎりを食べると眠くなる」と息子が言っていました。おにぎりに転嫁されているグリシンは睡眠サプリメントの1日用量のグリシンと同じぐらいの量が入っているようです。健康への影響をもっと知りたいと思います。地元の市議会議員さんが「公園の除草剤散布により具合が悪くなったという住民の声を取り上げ、「公園の除草剤はなにを使用しているのか?」と議会で質問しました。市は明確に答えませんでしたが、議員さんはグリホサートのような危険なものは使用しないでほしい年に強く要望しました。がん治療が良かった。(女性 埼玉県川越市 68歳)
 
●今月号の16ページ「気温や湿度の上昇によって病原体を愛買いするかなどの昆虫の生息域が拡大する」に合点がいきました。人間が経済優先でジャングル開発を進め、それまで保たれていた生態系を崩し、ウイルスを変化させ、人間に及んできたことは知っていたのですが、そこに気温(地球)の上昇が合わさって、負のウイルスを運ぶ昆虫の生息範囲も大きく広がった(広げた)ことがコロナのパンデミックを引き起こしたと考えられるという予測は、読みごたえがありました。質問です。牛の大規模飼育と家族型酪農と出牛の排出するガスには量の大小が生じるのでしょうか? 連載「どっちを選ぶ?」が良かったです。(女性 大阪府堺市 68歳 無職)
 
●コロナ禍によって医療の問題、食料自給の問題、若者や学生の生活の問題などが、つぎつぎと表面化してきました。まずは都立や国立の病院の特別法人化に反対し、次の流行が来ても検査や治療が安心してできるように政治に訴えていくことが必要ですね。そして、免疫力をつけ、コロナに負けないよう、ぬか漬け、キムチ、納豆を必ず食卓に載せています。目黒のこども食堂は都と区の支援を受けて「100円べんとうプロジェクト」を実施しました。近所のお店の協力を受けて日替わり弁当、ちらし寿司、おにぎり弁当など、19日から給食が始まるので、前日の18日まで毎日大好評でした。コロナの第2波が心配ですが、ステイホームの子どもたちを支えていきたいです。(女性 東京都目黒区 70歳 会社員)
 
●食品添加物「グリシン」。怖いですね。アミノ酸という表示はよく見かけますので、知らぬ間に摂取していると思うと怖いです。コロナが収束しないため、こども食堂はお弁当にしています。近所の方がたくさん来てくださり、15分くらいで完売。毎月20個ずつぐらい増やしていますが、十分皆さんに行き渡りません。(女性 高知市)
 
●イタリアの有機給食の始まりと広がりを知って、すばらしいなあ、うらやましいなあと思いました。「予防原則」という考え方を初めて知りました。子どもたちの健康を守るための有機給食実現は、自然環境を破壊するさまざまな日本の負の面を変えることにもつながると思うと、イタリアの「スタートは小さな町から」のように、日本でもこれからだと期待が膨らみます。友人が古民家のセカンドハウスで育てたお茶を、毎年、届けてくれます。無造作に入れても十分、手作り新茶の香りも味もおいしくいただいていたのですが、今号の「くらしのMEMO」のとおりに淹れると味がやさしく、まろやかになっていっそうおいしくなりました。残りの茶葉に栄養がたくさんあるということにもびっくりで、さっそくお浸しに加えました。彼女は天ぷらにしたり、庭に撒くそうです。(女性 兵庫県加古川市 72歳 無職)
 
●7月号のインタビューに小川糸さんが登場すると知り、楽しみにしていました。ずっとファンなのです。でも、お顔を見たのは初めてです。小説『ライオンのおやつ』は発売されると同時に購入し、最後までどきどきしながら読みました。今回、すごくいろいろなことを真剣に考えておられることがわかり、ファンというより尊敬の気持ちになりました。「自由と平和は権利。声を上げて守り抜かなければいけないと強く思います」に、私も同感です。小川糸さん、また新しい本を出してください。待っています。ほんとうにうれしいです。コロナ特集、本当に役に立ちます。一生懸命読んでいます。コロナのお陰でマンションの知人が次からつぎへとお菓子を作って持ってきてくれます。水ようかん、果物が入った寒天、牛乳寒天、バナナケーキなどなど。私はこんなこと初めてだったので、びっくりするやら尊敬するやら。(女性 大阪市 76歳)
 
●小川糸さんのインタビューは、コロナ禍での考え方に大賛成です。自粛中の行動の一つひとつに工夫をするようになりました。心と体の健康増進になったと思います。6月号の鎌田實さんのDVDについての問い合わせに、素早く対応していただき、早速DVDを購入。1日3回実践し、約3週間。ウエストが見た目でわかるほど細くなっているようで、継続していきたい。(男性 長崎市 70歳)          
 
●以前から新聞の広告で見て、読んでみたいと思っておりましたが、ほかにもたくさんの購読紙があり、なかなか踏ん切りが付かずにおりました。職業柄、ごみの削減にも関心があり、2019年7月号の「野菜&果物の皮丸ごと食べて」の特集タイトルにひかれて見本誌をお願いしました。わが家ではすでに、ピーマンやゴーヤのタネ、ワタはそのまま食べていますがとても参考になり、早速実践しています。ほかの記事も日常生活に密着したものであり、今後の生活上、有意義な内容だと痛感いたしたところです。無理なく読めるところもいいですね。8月号から定期購読したいと思いますので、お手配をお願いいたします。(女性 神奈川県箱根町 68歳 町議会議員)
 
●イタリアの有機給食の取り組みを興味深く読みました。江戸川区では今年から、給食費が値上げになりました。そのなかで、より食材費が高い有機食材を給食に取り入れる賛同者を増やさなければなりません。難問ですが、有機給食が実現すれば、有機農家の方がたの大きな応援になることでしょう。日本の農業や自給率にも大きな影響を与えるでしょう。日本の将来を背負う子どもたちの健康のためにも、やるべき取り組みだと思いました。リモートワークにリモート授業。いままでわが家は、インターネット、スマホ、テレビなどは必要最小限の利用にとどめてきました。このコロナ禍により、問答無用でネット環境の構築がすすめられました。電磁波の危険性の問題は置き去りにされたまま、どのメディアも報じませんので、世の中の風潮を案じています。(女性 東京都江戸川区 44再 会社員)
 
●『食べもの通信』は20年以上も前から読んでいます。気候変動やコロナ禍で食料危機が迫っています。日本の農業政策が悪いので、心配です。隠れ食品添加物「グリシン」も注意したいです。連載「こんなに違う加工食品」は発泡酒の選ぶポイントが、勉強になりました。私は玄米を家庭用精米機で五分づきにして、さらに雑穀(黒マイ、黒干石豆、イナキビ、玄ソバ、もち麦)を入れて、毎日食べています。食に関することは一番で、『食べもの通信』は離せません。(女性 北海道北見市 70歳 主婦)
 
●気候変動が招く食料危機の特集は難しかったですが、畜産から発生するメタンガスが温室効果ガス排出量に多く占められているとのことで、勉強になりました。肉食から米食へ。私も自分ができるところから声を上げたり、実践したりしています。わが家のイチゴがいっぱいなりました。亡くなった知人からもらったものです。実が赤く熟して、甘酸っぱいおいしいイチゴです。毎回食べるたびに、友人のことを思い出します。収穫する喜び、食べる喜びを味わっています。(女性 札幌市 60歳 管理栄養士パート 掲載可)
 
●7月号の「トピックス」欄にある、妊婦がパンやパスタを食べると、子どもの自閉症リスクが上昇というニュースはショッキングです。除草剤グリホサートの危険性が恐ろしいです。どう注意すべきか知りたいです。蛍を見たくて秩父市へ出掛け、10匹ぐらい見ることができました。川の汚染や農薬の使用で、または自然災害などでどんどん蛍が減っています。それは人間にとっても暮らしにくくなるという警告だと思いました。(女性 埼玉県春日部市 65歳 主婦)
 
●食ジャーナリスト小倉正行氏の特集文 多面的な方向からの内容で大変参考になりました。なかなか思うように生活できませんが、このコロナ危機のなかで自分の生活をもう一度振り返り、あり方を考えてみようと思いました。いつも「くらしのMEMO」欄を参考にしています。連載「とっておきの温泉宿」もなかなか訪れられませんが、「いいなア」と思いながら楽しく読ませていただいています。(女性 大阪府交野市 71歳)
 
●温暖化というと「化学燃料」と反射的に考えていたのですが、今月号に「牛のゲップで温暖化!」とあり、びっくりしました。考えたこともなかたことですから。『食べもの通信』を読みはじめて、乳製品は食べなくなっていたのですが、他人が食べることに無関心のフリをしてきました。無関心ではいられないことを肝に銘じました。もう一つ温暖化で気になることは、古い家がこわされて新築すると、いままであった庭木がすべて切られて、再び植えられることはなくなったことです。2、3本の植木だって温暖化や酸素供給源になるはずだのにと。(女性 兵庫県伊丹市 83歳)
 
                   
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