食べもの通信社 食べもの通信 家庭栄養研究会 
本文へ移動
活動紹介

家庭栄養研究会の活動

食料危機のもとで、国産食料の増産、食料自給率向上、家族農業支援強化を求める請願

2022-06-24
食料危機のもとで、国産食料の増産、食料自給率向上、家族農業支援強化を求める請願 
衆議院議長 殿
参議院議長 殿
食料危機のもとで、国産食料の増産、食料自給率向上、家族農業支援強化を求める請願
【請願趣旨】
食料は人間の生命の維持に欠くことができないものであるだけでなく、健康で充実した生活の基礎と して重要なものです。しかし、いま世界的な人口増加等による食料需要の増大、食料貿易構造の変化、気候変動など、国内外の様々な要因によって食料供給に影響を及ぼしています。
昨今では、新型コロナウイルスの影響の長期化による生産・流通・需要への影響、アフリカ豚熱(ASF)などの家畜疾病、植物病害虫などのリスクとともに、ロシアのウクライナへの侵攻を契機とした原油、穀物、肥料原料などの価格高騰と入手困難となる深刻な事態が生まれています。こうした中、総合的な食料安全保障の確立が求められています。
同時に、地域農業・農村を支援し支えることは、国民生活に不可欠な食料供給における機能を持続可能にするとともに、その営みは、国土・環境保全等の役割をも担う、まさに国の土台です。
世界的な食料危機のもと、国内で食料を増産し、先進国の中で最低水準となっている日本の食料自給率37.17%(2021年8月、農水省)を向上・改善していくため、家族農業経営に対する支援強化が欠かせません。
以上の趣旨から、次の事項を実現するよう強く求めます。
【請願事項】
1.国内で食料を増産し、日本の食料自給率を向上・改善すること。とくに、食料自給率の低下に追い打ちをかける「水田活用直接支払い交付金の見直し」は中止すること。また、自給率の低い麦・大豆・飼料作物などの畑作物への支払額を増額すること。
2.高騰する燃油、家畜飼料、肥料原料、農業資材に対する支援策を拡充すること。
3. 生活に困窮する人の生存権を保障するために食料支援制度を創設すること。小麦の政府売渡価格の引き上げをやめること。

ロシア・プーチン大統領、 ロシア大使館宛に抗議文をだしました

2022-03-15
抗議文
抗議文
ロシア・プーチン大統領殿
ロシア大使館殿

市民を殺さないでください。
子どもたちを殺すのはやめてください。
自国の未来ある若い兵士を殺さないでください。
ウクライナへの軍事侵攻をやめてください。

今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻では、住まいだけではなく、学校、幼稚園、病院、
特に産科・小児科病院まで破壊し、非戦闘員である一般市民や小さな子どもまで無差別に殺戮されています。
そしてこの戦争に演習として駆り出され命を落としているのは、未来ある若者たちです。
この侵攻は、世界中の、平和を願う市民の希望を踏みにじるもので、断じて許すことはできません。
また、チェルノブイリ原発やザポロジエ原発をロシア軍が攻撃し制圧したことは重大です。原子炉が破壊された場合、
取り返しがつかない大惨事を引き起こすことは、1986年のチエルノブイリ原発事故ですでに経験済でしょう。
私たちも2011年に福島の原発事故を経験し、原発による被害を2度と繰り返してはならないと考えています。
特に、プーチン大統領が「核兵器の先制使用も辞さない」と述べたことは、核兵器禁止条約が禁じた違法行為であり、
人類と地球を破滅に導くもので、唯一の被爆国であり平和憲法を掲げる国・日本国民として、絶対に許すことはできません。
家庭栄養研究会は、1969年創立以来、子どもたちの健全な未来を願い、「心と体と社会の健康を高める食生活」を指針に、
戦争のない平和な社会を求めてきました。
ロシア軍は直ちに戦闘を中止し、即刻ウクライナから軍を撤退させるとともに、
平和的解決に向け、国際社会との対話と協調による外交に立ち戻ることを強く求めます。

以上

2022年3月15日


  • (2022-03-27・124KB)

日本消費者連盟 「ゲノム編集トマトを使わないで」の声を届ける「ハガキアクション」

2021-09-08

日本消費者連盟はトマト加工食品メーカーに「ゲノム編集トマトを使わないで」の声を届ける「ハガキアクション」に取り組んでいます。 
はがきの送り先
〒733-8670 広島県広島市西区商工センター7-4-27
オタフクソース株式会社
代表取締役社長 佐々木孝富様
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-14-15
カゴメ株式会社
代表取締役社長 山口聡様
〒399-8712 長野県松本市村井町南3-15-37
株式会社ナガノトマト
代表取締役社長 井垣孝夫様
〒151-8550 東京都渋谷区本町3-47-10
株式会社伊藤園
代表取締役社長 本庄大介様
ハガキの裏面はここからダウンロードできます。

福島第一原発汚染水の海洋放出に抗議し、撤回を求めます

2021-05-07
  • (2021-05-07・202KB)
 家庭栄養研究会は運営委員会として、4月19日、菅義偉・内閣総理大臣と梶山弘志・経済産業相に
対し、抗議文「福島第一原発汚染水の海洋放出に抗議し、撤回を求めます」を送りました。
 『食べもの通信』3月号でも取り上げたように、トリチウムや炭素14が残る汚染水を「タンクが満
杯だから」「海水で薄まるから大丈夫」などという理由で放出することは、魚食文化の日本人の健康
にとっても、国際的にも許されるものではありません。風評被害ではなく、あきらかに健康を脅か
すものです。

家栄研のイベント

RSS(別ウィンドウで開きます) 

【活動紹介】魚の放射能汚染学習会

2012-07-20
魚介類の放射能汚染が進行しているなか、1年4カ月たった今、汚染状況はどうなっているかについて、、当会では7月16日(祝)、元水産庁中央水産研究所の松川康夫氏を講師に、東京・中野区で学習会を開催しました(協賛・食べもの通信社/合同出版)。
魚は私たち日本人の食卓に欠かせないだけに、『食べもの通信』読者をはじめ、一般市民の関心が高く、会場いっぱいの130人が参加。京都や新潟、長野からの参加もありました。
講師の松川氏は、「放射性物質はセシウムとヨウ素しか検査されていないが、今回の事故では、セシウムの半分の量のストロンチウムが放出されていることは、見過ごせない」と指摘。
「汚染状況は、福島沖を中心に宮城・岩手、茨城、千葉房総沖、神奈川まで広がっている。
カレイ、タラ、スズキなど底魚・沿岸漁が要注意。
また、河川や湖沼の淡水魚の汚染は深刻で、出荷規制されている淡水魚が少なくない。
ほかの地域では、あまり心配ない」「全量検査と放射性物質の検査表示など、安心して魚を食べられるような政府の対策が必要」と強調しました。
『食べもの通信』11月号特集で、魚の汚染問題をとりあげる予定です。

【活動紹介】家栄研学習会開催《牛乳学習会第2弾》

2012-04-23
4月22日(日)、東京・中野区で、宮城県多賀城市のかくた子ども&アレルギークリニック院長 角田和彦氏による、牛乳の学習会を開催しました。
岡山県、三重県、群馬県をはじめ各地から70名が熱心に参加者。質問が相次ぎました。
牛乳はカルシウム源として奨励され、子どもの給食では毎日供されていますが、長年、食物とアレルギーの関係を深く追求してきた角田医師は、牛乳が原因になっているアレルギーが多いことを具体的に指摘しました。
また、今の飼育方法では、常に妊娠している牛から搾乳しているため、女性ホルモンが牛乳の中にあり、子どもたちが過剰な女性ホルモンで、ホルモンバラスを崩す心配があるといいます。
そして、原発事故による牛乳の放射能汚染の実態を、地元宮城県のデータと市民測定所のデータから報告。
毎日飲むものなので、汚染が継続していることを懸念しています。
カルシウム吸収率は牛乳だけが良いというのは、間違った研究で、新しい研究では、野菜や小魚も吸収率が良いことがわかってきたとのこと。
環境の有害物質による汚染や、日本人は牛乳が体質に合わない人が多いことから、米、野菜、海藻、大豆の発酵食品、小魚などの和食を中心に取ることの大切さを訴えました。

【活動紹介】2012年2月4日厚労省へ意見書提出

2012-02-21
「食品中の放射性物質に係る基準値の設定」について
 
①算定の基礎になる年間線量については、高線量の地域も考慮し、年間1ミリシーベルトではなく、0.1ミリシーベルト以下にする。
②一般食品・乳児用食品、牛乳の基準値をさらに下げる。
③主食の米、小麦については、多量に食べるため、区分を独立させ、厳しい基準値が必要。
④乳児用ミルクはゼロを基準にすること。

【活動紹介】2012年1月8日 第6回福島こども健康相談会で家栄研役員が栄養相談

2012-02-20
相談に訪れたのは40家族744人。ホールボディーカウンターの測定結果を受け、どのように食事に気をつけたらよいか、アドバイスしました。
福島では、なかなか放射能についての心配を口に出せない状況があり、お母さんたちの悩みが語られました。

【活動紹介】1、2月の放射能学習会の講師活動

2012-02-19
2月26日(土)は、千葉県学童保育研究集会(市川市で開催)で、金井セツ子編集委員が「放射能汚染から子どもを守る」をテーマに講演します。
1、2月は、東京・荒川区母親大会、東京・東村山市母親大会、武蔵野子どもまつりなどで講演しました。

【活動紹介】DVD制作記念・家栄研学習会開催

2012-01-23
1月14日、DVD制作記念の家栄研学習会「放射能に負けない食と暮らし-子どもの未来のために」を開催し、盛況でした。
初めにDVD「放射線内部被曝から子どもを守るために」(23分)を上映。各地の小集会や学習会で活用され、大好評をいただいています。
講師の境野米子氏は、『食べもの通信』の表紙の今月の旬について、執筆されている福島市在住の生活評論家、薬剤師です。
境野氏の福島市飯野町の住まいは、築150年の古民家ですが、放射線量が高く、自家栽培の野菜や米、庭の薬草を食べる豊かな生活をすべて壊されてしまったとのこと。
また、福島の子どもたちやその家族、行き場のない人たちの不安や悲しみが今も続いている現状を訴えました。
放射能の影響を受けやすい子どもたちにとって、今大切なのは食べ方と排泄だと強調。家栄研の活動の柱である和食を中心とした食べ方で、よく噛んで、腹6分目にし、免疫力を高める食べ方が大事と、ポイントを話されました。
原発の収束宣言なるものが出された今、福島の人たちの生活や不安を受け止め、私たちは何をなすべきか考えていくことを学んだ学習会でした。
(家庭栄養研究会会長 阿部五百子)

【活動紹介】9・19さようなら原発集会に参加

2011-09-22
写真1
写真2
大江健三郎さん、澤地久江さん、落合恵子さんらの呼びかけで、9月19日「さようなら原発 5万人集会」が明治公園(東京都新宿区)で開催され、原発事故以来、最大規模の6万人が参加しました。
家庭栄養研究会役員と食べもの通信社のメンバーが『食べもの通信』の旗を持って参加。私共と全国農村映画協会で制作進行中の内部被曝のDVDの撮影も行いました。
千駄ヶ谷の駅から身動きができないほどの人で、会場までたどりつくまでが大変。乳母車の人や子ども連れの若い世代も目立ち、小学生の女の子は、首からぶら下げたゼッケンに「わたしもこどもをうみたい」・・。
小さな子どもたちの未来を奪う原発。新しい首相が、「原発の再稼動を」と主張している今、おとなたちがストップさせなくてはなりません。
命と食を大切にする『食べもの通信』は、原発も核兵器もゼロを求めます。

【活動紹介】7月30・31日広島で日本母親大会

2011-08-24
7月30・31日、広島で初めて開かれた第57回日本母親大会には、全国から延べ1万6000人が参加しました。
シンポジウム・分科会は、多彩なテーマで語り合われ、なかでも「原発震災」「食の安全・安心」は、会場からあふれるばかりの参加者でした。家栄研からも多数参加、食のシンポで、発言しました。
 
【母親大会後 全国読者交流会】
7月30日、全体会終了後に行った読者交流会には、宮崎・広島・京都・静岡・東京からの読者と新潟・大阪・東京の役員の、16人が参加。
にぎやかな会場でしたが、自己紹介後、原発の話題、各地での取り組みなど、意見を交流し合いました。誌面についての疑問や意見も出され、ひとしきり医学と民間療法について話題になりました。
読者の方々から、直接疑問や意見を伺うことができ、とても良い機会になりました。

【活動紹介】【報告】「放射線から命を守るには」学習会大盛会!

2011-07-20
家庭栄養研究会では、7月18日、東京・中野で、「放射線から命を守るには―内部被曝の脅威」をテーマに、内部被曝の第一人者、肥田舜太郎医師を講師に、学習講演会を開催しました。
参加申し込みが大変多く、すぐに定員100人を超えてしまい、多くの方にお断りせざるをえませんでしたこと、心よりお詫びいたします。
ヒロシマで被曝しながら、被曝医療ひと筋の肥田医師は、94歳とは思えない張りのある声で、長時間、講演。被爆者の悲惨な被害の実態を交えて、内部被曝の怖さを訴えられました。
福島の子どもたちに内部被曝の症状に似た健康被害も出ており、福島の子どもの健康相談にあたっている小児科医の山田真医師からも、放射能の影響についてタブー視される福島の厳しい状況が報告されました。
また、会場から首都圏の保育園でも、溶連菌感染の急増など、免疫力低下が起きているなど、子どもの異変が報告されました。
この学習会は、後日CDにしてお分けします。
また、肥田医師の著書『内部被曝の脅威』は、㈱食べもの通信社で扱っています。750円《税込み》+送料80円でお送りします。

【報告】【報告】6月19日福島市で家庭栄養研究会が子どもの食事相談

2011-06-28
放射能汚染が広がる福島市で、子どもたちの体調不良の声を多く聞くようになったことから、子どもたちのための健康相談会が6月19日(日)、福島市で開催されました。
これは、NGOのこども福島情報センターが主催し、「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」(山田真・代表)の医師8人が全国から協力。『食べもの通信』発売元の合同出版も応援にかけつけました。
120人の定員のところ、倍の250人も応募があり、会場は赤ちゃんから小学生まで、子ども連れの家族でいっぱい。下痢や頭痛、体調不良を訴えているお子さんもいました。
家庭栄養研究会から栄養士2人が、放射線から子どもを守るための食事相談を行い、食事のポイントをまとめたリーフを配布。『食べもの通信』5・6月号も無料配布し、放射線から命を守る食べ方をアドバイスしました。皆さん、食材が福島産しか手に入らずどうしたものと困っている人が多く、学校給食も福島産の食材が多いので不安に思うということで、現地の悩みが深いことがわかりました。
詳しくは、『食べもの通信』7月号で報告します。
1
5
6
5
7
8
食べもの通信社へ行く
TOPへ戻る