農業体験43

2018-04-12
畑もピンクに染まっています
畑で見るアスパラガスはどっしりとした存在感を放っています
ホウレンソウの花です。かわいいですね
今年初ウドです。むかずに食べられるのは農家の特権ですね
ネギボウズです。食べられるって知っていますか? 
 花吹雪。桜の花びらが舞い散り、畑をピンク色に染めています。
  農業体験Vol.43はウドやアスパラガス、ネギボウズなど、春の味覚を楽しむ宴です。S藤さんが、朝採りしてくれていました。
   収穫したてのウドはやわらかく、酢みそにつけてそのまま食べると独特の味わいと香り、シャキシャキした食感がたまりません。大地で存在感を放つアスパラは、ムーミンシリーズに出てくるニョロニョロみたい。採りたてをさっとゆでてそのまま食べると、ジューシーで甘味が感じられます。軽くゆでたネギボウズも酢みそあえに。サックサックした食感で、ネギ本体とひと味もふた味も違います。
  これらの野菜はS藤さんが、お得意の天ぷらにもしてくれました。S藤さんの奥さんが作ってくれた芋がらの混ぜご飯も、やさしい酸味が効いておいしーい。そして、そしてT橋三郎さんの奥様お手製、絶品もつ煮! キャー!! 会いたかったよーぉ。
 配膳を手伝ってくれつつしんちゃんが、T橋三郎さんはハイセイコーに乗っていたジョッキーだよ、話している相手はK島孝春さんってこっちもすごくて、この2人がここで食事しながら談笑しているなんて、シンジラレナイ! と興奮気味です。ハイセイコーは聞いたことがあります。いろいろ説明してくれましたが、疎くてすみません。でもでも、ハウスに飾られた写真、馬の上で腰を浮かせ、背中をググっと丸めて疾走するしんちゃんはカッコいいですよ~。 
 食べ過ぎて幸せいっぱい、クラクラしているところに「桜見に行こう」と誘ってもらい、4人で用水路沿いの桜並木の下をプラプラ。酔っぱらわなくても開放的なT橋さんの奥様。お酒が入っていい気分で、花見客と絡み合っているのがおもしろすぎで、すてきでした。(えつ)

農業体験42

2018-03-26
桜の淡いピンクは心を刺激します
アブラナ科はみんな花が似ています
こちらも直接心を刺激する色合いです
種まきは割りばしの先を濡らして、水の表面張力を利用します
 S藤さんのハウスに向かう電車のなか、隣に座っていたおじさんが、うっかり爆睡していた私のひざを叩いて「降りなきゃっ」と言った。「ん?」。寝ぼけた状態でホームの表示を見ると目的地! 慌てて下車したのだけど、おじさん、なんで私の降りる駅がわかったの?
 さて、ハウスの隣にある畑は桜が満開です。出荷用の桜だそう。ソメイヨシノとは違い、空にまっすぐ伸びる枝が壮快ですね。
 「昼ごはんをおじやにするからコマツナとってきて」
 S藤さんからの指令を受けて収穫に。畑は復活したコマツナが育ち、花が咲き始めていました。コマツナはアブラナ科なので、つぼみや花は菜の花とそっくりです。紅大根はみずみずしくて、食べるとうま味が口中に広がります。生で食べるのもおいしいし、甘酢漬けにすると全体が桜色に染まってきれいです。
 S藤さんのお姉さんが、ブロッコリーやカブもおいしそうなものを選んでとってくれます。長年の経験で培われた目利きに絶大な信頼を寄せていますが、どんどんとってくれるので持ち帰えられる限度を超えるのでは…と内心ハラハラ。
 午後は育苗連結ポットに種まきをしました。「甘とう美人」は佐賀県武雄市で生産されるトウガラシだそう。辛くないのが特徴で、焼く、炒める、煮る、揚げるなど、どんな調理法も合う夏の万能選手です。辛いトウガラシとレタスもまきました。ハウスのなかに作った小さなハウスで温度を上げて育てます。
 先週、高Hさんからもらった大きなオーディオラックを前にして、組み立てたくてうずうずするF戸さん。「駅まで車で送るから」という甘い言葉に誘惑されて、手伝いました。が、これがなかなかの重労働。あげく、足の親指にラックを落とし、「ぐぎゃっ」と悲鳴。お役に立たない私ですみません…。
 あ、今回もらった野菜のなかでも初物のアスパラガスは、甘味があってとっても美味でした。とぅるんとぅんるんな長ネギはもうそろそろ終わりだそう。春は悲しいお別れの季節です。(えつ)

農業体験41

2018-03-12
にごり水から解放されたメダカ
フキノトウの天ぷら。ほんのり香る苦味が春を感じさせます
アルミ箔を巻いて蒸し焼きに。
紅白の梅が満開です
鶏小屋の前はサクラが咲いています  
ちぢみホウレンソウかな?
 「暖かくなる」との天気予報に反して、冬の風が頬や耳をヒューと冷やします。
 久しぶりに種まきをしました。レタスです。小さなポリポットに一粒ずつ植えました。ことしもオクラと枝豆、植えたいなぁ。
 ハウスの入り口付近に大きなかめがいくつかあり、溜まったにごり水をS藤さんの2番目のお姉さんが小さなバケツにすくって中を覗き込んでいました。「あ、いたいた」とすばやく網を差し込むと、きれいな水に入れたかめにぽいっ。越冬したメダカの引っ越しです。何日か氷が張ったその下で、生き抜いていたのです。カラフルな石ころが沈む水中で、気持ち良さげに泳ぎ始めました。とても楽しくて、来週は金魚の引っ越しをしようと約束しました。
 さて、きょうはチキンパーティー。T沢先生、T橋さん一家、F戸さん、しんちゃん、さらに元騎手の高Hさん夫妻と建具屋さんがそろって、にぎやかです。
 T橋さんの鶏小屋にいるオス3羽は、50羽ちかくいるメスに突かれ、羽がむしられてしまっています。それで、「つぶして、みんなで食べよう」ということに。前日にS藤さんがさばいてくれたオス2羽。すでに、ハツとレバーはニンニクじょうゆに浸けられ、ムネやモモも解体されていました。ムネは塩を振り、アルミ箔で包んでストーブの上でゆっくり蒸し焼きにします。ネギと一緒に焼いた軟骨は、コリコリとして歯応えがいい。レバーはさっぱりとした味わい、ハツも堪能。鶏小屋のなかで放し飼いにしているためか、脂肪がぜんぜんなく、引き締まって筋肉質な肉は、噛むほどにうま味が口中に広がります。しみじみと、命をいただくってありがたや~。
 T橋さんが私の顔を見てニヤニヤし、「鶏だけにケッコーおいしい」と2回繰り返しました…なに、その超どや顔! そして、1羽残された雄鶏が、桜の木の下の鶏小屋で「コケッコッコー!」と鳴きました。【えつ】

 

東京大空襲の犠牲者を思い、街をうろうろ

2018-03-09
悪天候にもかかわらず、お焼香に並ぶ参加者=2018年3月9日
紙袋のイラストは海老名さんと、弟を抱っこする母親
  「力強く生き抜いての今日の人達は 心からの平和への祈り 逝った人達への供養の心でいっぱいです」(海老名香葉子さん「ごあいさつ」より)
 「暴風雨」との天気予報にもかかわらず、多くの方が参列し、東京大空襲の犠牲者を悼みました=東京・上野現龍院前
 このあとおこなわれる予定だった「時忘れじのつどい」は、悪天候のため中止に。「本人はやる気満々ですが」と司会の方。そのぶん、海老名さんの「戦争の悲惨さを忘れないで」との思いが詰められた挨拶状と記念品入り紙袋をもって、街をうろうろしようと思います。【えつ】

慰霊碑と母子像 私財を投げ打って建立した思い

2018-03-07
第1回式典で=2005年3月9日、東京・上野
 エッセイストの海老名香葉子さんから、東京大空襲の犠牲者を慰霊する式典の案内を掲載した『食べもの通信』3月号にお礼の電話をいただきました。
 一夜にして10万人が亡くなったとされる東京大空襲。海老名さんは家族6人を奪われました。
 海老名さんが私財を投げ打って建立した慰霊碑と母子像は13年間、東京大空襲を忘れずに平和を誓う場所になってきました。
  「雨でも寒くても途中で帰る人がいないんですよ」と海老名さん。遠方からも参加し、涙を流して慰霊する人の姿も。
「『食べもの通信』の読者の方も来てくだされば、うれしいです。二度と戦争してはいけない」(海老名さん)
 私も、ことしも参加させていただきます。【えつ】
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