農業体験34

2017-12-11
青空にイチョウの黄金色が映えます
漬物用の白菜。きれいに色づいてきました
燃える薪のなかで焼いた長ネギ。甘くてジューシーです
薪ストーブの上で焼いた鴨肉。濃厚な味わいでした
今回のふうちゃんです
 イチョウが真っきっきに紅葉し、真っ青な空とのコントラストがきれいです。ホウレンソウやコマツナ、カブ、大根、菜の花などを収穫しました。漬物用の白菜は、深く鮮やかな黄色が際立ってきました。毎年、Sさんの奥さんがおいしく漬けてくれます。ことしは手伝いたいなぁ。どの野菜も冬のやわらかな陽ざしを受けて、気持ちよさそうに見えます。
 鶏小屋にTさん夫婦の姿が。産卵状況を訪ねると、「寒さであまり産まないんだよ~」と言います。地面にはたくさんの落ち葉を敷き詰め、寒さ対策をしています。鶏たちは元気で、メスはオスの体に付いたエサをつついたり、キュロキュロとおしゃべりしています。Tさんの奥さんが「産卵の瞬間を見たのよ。まだ温かくぬれた卵を手にする経験ってなかなかできないわよね」と顔をほころばせ、教えてくれました。いいなー。
 午後はかなり評判のいい赤大根の種をまきました。種まきはもう数度経験済みなので、留意する点など要領を得てきました。が、きっと翌日は筋肉痛だろうな(-_-;)。
 3時近くになるとだんだん陽が傾きはじめ、空気も冷えてきます。すべてまき終えてハウスに戻ると、めずらしくSさんと2人きり。
 「鴨、食べるか?」
 昨日、さばいたばかりの鴨肉。ニンニクとしょうゆに一晩浸けたムネ肉とモモ肉を焼いてくれました。レバーのように濃厚なうま味が、じわじわとあふれます。そして、鴨ですからネギを背負っていなくちゃね♪ と、Sさん自慢の長ネギを泥付きのまま、薪炎のなかに突っ込みました。1分ほどしてとり出し、黒く焦げた外側をはがすと、ジューシーで甘いネギのでき上がり。これだけでもおいしいのですが、鴨に背負わせるともう絶品。農家の営みにある楽しみは、都心のサラリーマンには貴重で刺激的です。(えつ)

農業体験33

2017-11-25
ハウス入り口です
脚立にのぼって見た景色
手前の根っこが見えているのがひっくり返したヤツガシラです
陽を浴びてうれしそうなレタスです
ハウスには2匹のわんこがいます。こちらはおとなしいふうちゃんです
 なんとなく体に倦怠感を感じつつ、土をいじれば元気になるかもと、学校に行くと熱が下がるという小学校時代の発想で、Sさんの畑へ。
 YさんとHさんとHさんの同僚2人がハウスの屋根を修理していました。屋根は厚手のビニールで、脚立で屋根に上がって貼り替えます。私は軽度の高所恐怖症ですが、脚立を登ると抜けるような青空、見下ろすと見慣れたハウス内が違った景色に見えて、わくわくします。
 「腹減ったー!」。朝食は明け方の4時というSさんが、キッチンスペースで叫んでいます。薪ストーブの上でコンブとSさんの大根、ヤツガシラのおでんがコトコトと煮え、もうひとつの鍋にはSさんのネギ、大根、シイタケ、ニンジンが入ったうどんが。みんなで昼食です。
 だしの味がよくしみ込んだ具材はどれもおいしく、体が温まります。とくにおでんのヤツガシラは好評で、細身のWさんなどは何度もおかわりして、最後は苦しそうでした。…なんていう私もたくさん食べて、食後しばらくして腹痛に。ウーン(>_<;)。
 暖炉の前でみんなでしばし午睡し、そのご畑に。先週に続きヤツガシラを掘り出して、外側の孫芋を来年の種芋用にわけました。簡単にとれるので、なかなか楽しい作業です。…にしても、お腹痛い。不安になってきて、早めに帰路につきました。
 家に帰って熱を計ると38度! 悪寒と吐き気も。土いじりに体調回復の即効性はないのですね。濃いめのプロポリスを飲み、唸りながら床に着きました。(えつ)

神保町グルメツアーそば粉ガレット!

2017-11-21
そば粉ガレット
そば粉ガレット
そば粉ガレット行ってきましたよ。グーグー鳴るオナカをなんとか落ち着かせながら、14時までがんばりました♪まわりの生地のパリパリとチーズのパリパリが私好みです。そしてまたサラダのドレッシングがさっぱりとした酸味でこれまたおいしいんです。神保町にお越しの際は、食べもの通信社に立ち寄ったついでに、ぜひガレット食べて帰ってみてくださいね。
食べもの通信12月号は、絶賛好評発売中です。
桁外れの殺虫力!ネオニコチノイド系農薬の特集です。
農薬ってあんまり関係ないわ~なんて思っているかもしれませんが、意外と使っているかも知れませんよ。
とりあえず、読んでみてくださいね。(ゆ)
 

農業体験32

2017-11-20
ヤツガシラ。両手でないと持ちあがらないほどずっしり
ユンボで穴を掘り、ヤツガシラの貯蔵庫に
雑多だったハウスの一画が直売所になりました
間隔を広めにとって植えた菜の花。茎が太くたくましい
ニンニクも順調に葉を伸ばしています
 ハウスに入るなりSさんが「ちょっと見てみ」と言って、収穫したヤツガシラを計量器にのせました。重さ、なんと4.5㎏。小柄なおとなの頭くらいの重量です。ヤツガシラは流通量が少なく高価で、縁起物としてお正月に食べられます。里芋ほどぬるぬる感がなく、ねっとりほっくりとして、煮物やけんちん汁にぴったりです。
 私も収穫させてもらいました。刈られて短くなった茎の周りにスコップをガツガツと押し込むと、土の中で根がプチプチと切れるのがわかります。スコップをてこの原理で持ち上げて、位置を変えながらこれを繰り返すと、大きな大きなヤツガシラが姿を現します。土の分もずっしりと重い。
 土を落とそうと根の周りをかくと、根っこに同化するようにミミズが。ぬめりとした肌質に一瞬「ウギョッ」と声が漏れますが、ミミズは土壌を肥沃にする益虫…そっと土をかけておきました。土を落としたヤツガシラは天空の城ラピュタみたい。畑で宇宙を感じます。4、5個収穫すると、体にエネルギーが宿り、ポカポカになりました。
 隣ではHさんが小型のユンボで土を掘って、ヤツガシラの貯蔵庫を作っています。「やってみる?」と言われて、大喜びで乗り込みました。おもな動作は2つのレバーでおこないます。右のレバーでアームを上下に、ネックを前後に動かします。左のレバーはアームを左右と前後に動かします。ネックの先がティラノサウルスの頭みたい。徐々に慣れて楽しくなってきました。アームを動かすとガタンガタンと大きく揺れて、昔、スーパーの前にあったコインを入れると動く動物の乗り物を思い出しました。あれに乗るの、好きだったなぁ。
 「なかなか筋がいい」とほめてもらい、ご満悦。春になったら耕運機もチャレンジしたいと、夢を膨らませています。(えつ)
 

農業体験31

2017-11-15
はためく産み立て卵と新鮮野菜ののぼり
大地の恵みをたっぷり吸収して育つ春菊
大根が土から顔を出しています
白菜もこんなに大きく育っています
 久しぶりの畑です。ハウスの前に卵と野菜ののぼりが立てられていました。卵の販売が始まり、順調に売れているようです。6個入り300円。10個入り500円。平飼いでストレスフリーの環境のなか、抗生物質を使わず、発酵させたエサと、Sさんが栽培するキャベツやカリフラワーの葉を食べて健康に育った鶏たちの卵、お値打ちです。
 日本で流通する鶏卵は95%が国産です。でも、エサを考慮すると自給率はたったの10%。エサのほとんどを輸入に頼っているのです。輸入飼料のトウモロコシや大豆は遺伝子組み換え(GM)の可能性があるし、ポストハーベストも心配です。極力、安全で新鮮な卵を食べたいですよね。
 少し前まで地面に産卵していた鶏たちですが、いまは産卵部屋を利用しています。そして、「コケッコッコー」も大きな声で言えるようになりました。成長したねー。小屋に行くと寄ってきてくれるのもうれしい。
 発酵させたエサを食べる彼らの糞は、ほとんどにおいません。鶏糞は植物の成長に必要な窒素やリン酸、カリウムのバランスが良く、カルシウムなどの微量成分も多いので、畑の肥料にします。農業と養鶏の循環型ですね。
 いま、畑では大根、ブロッコリー、カリフラワー、白菜、キャベツ、レタス、ホウレンソウ、コマツナ、ネギ、里芋、八ツ頭などが育っています。冬野菜は種類が多いですね。春菊は苗をもらって自宅のバルコニーでも育てていますが、畑で育つほうが葉が大きくて、多い。広い大地と自然の恵みが植物を育てるんだなーと、あらためて思います。
 葉物やネギ、ブロッコリーなどは、もっと寒くなると甘味が増しておいしくなります。寒さに弱い私ですが、畑に行くと寒さが楽しみになります。(えつ)
 
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